厚生労働省の特別監察委員会はきのう、毎月勤労統計の不正調査問題に関する再調査結果を公表した。しかし組織的にも職員個人としても隠蔽(いんぺい)の意図は認められないと結論づけるなど、先月の調査とほとんど変わらない内容だった。
それ以上に看過できないのは政府の統計を統括する総務省が、非常勤の学者である西村清彦統計委員長は多忙のため国会審議に協力できない意向だとの文書を勝手に作り、与野党に提示していたことだ。
事実に反すると知りながら職員はうそをついていた。しかし意図的に隠そうとしたとまでは言えない――。毎月勤労統計の不正調査問題を検証した厚生労働省の特別監察委員会が、そんな追加報告書を発表した。
こんな言い訳が通るのであれば、本人の主観次第で隠蔽(いんぺい)はすべて否定されてしまう。とても納得できない。
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以下ネットの反応。
NHKの連日やっていることは、報道犯罪。「組織的隠蔽はなかった」などと報じ、世論の誤誘導を図る行為こそ、組織的隠蔽そのもの。彼らは組織的隠蔽の共謀共同正犯。 https://t.co/ZgEIu3pLLz
— 岩上安身 (@iwakamiyasumi) 2019年2月27日
職員が事実に反すると認識していたなら故意犯だろう。許容範囲内と思っていたから組織的隠蔽でないなどお笑い草だ。https://t.co/OCVckHsUqL
— 福山和人 (@kaz_fukuyama) 2019年2月27日
【常習犯か2】調査もせず初めから結論ありきの「統計不正は組織的でない」の嘘が、厚生省のメールでばれた別監査委員会が、同じメンバーのまま、また「嘘はあったが、組織的という証拠はない」という、「組織的な」お笑い隠蔽文書をだした。エビデンスも自浄能力もゼロだ。https://t.co/TmBHSd30kI
— 金子勝 (@masaru_kaneko) 2019年2月27日
[
「厚労省職員は統計方法などについてウソをついていた、でも不正を隠すつもりはなかったから『組織的隠ぺい』はない」-。再調査報告書はそう説明していますが、これって矛盾していませんか #統計不正 https://t.co/WuZf5ErfiJ— 東京新聞政治部 (@tokyoseijibu) 2019年2月27日
なんじゃこれ。
統計不正で積極的な組織的隠蔽はなかった?
はぁ!積極的って何だ。積極的でなければ良いんか。
それじゃあな。
16年間も隠蔽がバレない組織って何だよ。
それこそ大問題だぞ。
前回と同じ人が委員長になって違う結論が出るはずがない。
こんな出来レースの報告書を誰が信用するか💢— 俵 才記 (@nogutiya) 2019年2月27日
#報ステ
恐るべき“忖度”❗️統計不正調査、「ウソの説明」をしたにも関わらず“組織的隠蔽”は認められず。
後藤謙次氏
「初めに結論ありきの報告書。裁判に例えると、主文と結論と判決理由の判決理由でしかるに、という結論が全く真逆になってしまう。非常にうまい巧みなすり替えが行われている」 pic.twitter.com/WjJz1IqWXZ— 但馬問屋 (@wanpakutenshi) 2019年2月27日
メンバー変えてないんでしょ!?組織的というよりもはや国家ぐるみだな! 「組織的隠蔽」を再否定 統計不正再調査結果、厚労相に提出 特別監察委(毎日新聞) https://t.co/FUP0fotndq
— 宍戸 開 (@quai44) 2019年2月27日
統計不正の特別監察委報告。国民民主党の原口一博氏「営々と受け継がれ、虚偽の報告もし、どこが組織的(隠蔽)ではないのか」朝日新聞。
— 上丸洋一 (@jomaruyan) 2019年2月27日
組織的隠蔽を隠蔽しようとする委員会メンバーはこの人たち#東京新聞 より pic.twitter.com/4NrSgu9gn2
— まっぴら御免之介 (@mahiragomen) 2019年2月27日
「組織的隠蔽」を再否定 統計不正再調査結果、厚労相に提出 特別監察委 - 毎日新聞 https://t.co/LH41f1qV2a
「#毎月勤労統計」の不正調査問題で、恍弄省の特別監察委が「組織的隠蔽は無かった」とする再調査報告書を提出したが、来年度予算の衆院通過に向けた『結論ありき』『お手盛り』報告書だ! pic.twitter.com/rxFvt6Lkew
— ステイメン@打倒!凶人安倍! (@deskain) 2019年2月27日