夫婦の老後資金「2000万円が必要」根拠は厚労省が提示 麻生氏の説明と矛盾
夫婦の老後資金に関し、金融庁の金融審議会の市場ワーキンググループ(WG)報告書に盛り込まれた「30年間で約2000万円が必要」とする試算の根拠は、厚生労働省が示したものだった。同じデータは2月に同省の審議会でも提示。麻生太郎副総理兼金融担当相は「政府の政策スタンスと異なっている」として報告書の受理を拒否したが、実際には従来の政府の考え方を踏襲したもので、麻生氏の説明との矛盾が浮き彫りになった。
麻生氏は11日の記者会見で、「高齢者の生活は極めて多様。平均値で出すことに無理がある」と指摘した。だが、厚労省の課長は2月22日に開かれた厚労省の社会保障審議会企業年金・個人年金部会でも同じ資料を配って同様の説明をしており、WGでの「5.5万円不足」の議論は厚労省の従来の考え方を繰り返したにすぎなかったことが分かる。
金融審の報告書は、老後の備えに「自助努力」を求めた点も批判を浴びた。ところが、2月の社保審部会の配布資料でも「企業年金・個人年金制度に関する主な検討課題」の一つとして「働き方や勤務先に左右されない自助努力を支援する環境の整備など」を挙げている。
「庁」は「府省」の「外局」
「庁」は、府や省の「外局」として置かれているものです。
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以下ネットの反応。
おっとっとー!?新事実発覚!!2000万円赤字の根拠は厚労省が提示したものだったんだってーー!!これじゃ金融庁の報告書は“もうない”との言い訳は無意味。政府の考え方なんだから!
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— 赤色法師 (@red_hohshi) 2019年6月12日
金融庁報告書の根拠は厚労省年金局が提示したと判明。つまり麻生大臣の「政府の政策スタンスと異なる」というのはウソ。何故なら政府が出したデータだから。目を覆いたくなる醜態。
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— 異邦人 (@Beriozka1917) 2019年6月12日
政府は、言い訳する前に年金を破綻させた事を謝罪し、責任を取るべきだ。
無駄な兵器を買うのをやめ、海外へのばらまきをやめ、その金を年金に補填すべきだ。夫婦の老後資金「2000万円が必要」根拠は厚労省が提示 麻生氏の説明と矛盾 - 毎日新聞 https://t.co/C56MtEbB9Q
— まぁー (@masakun1025h) 2019年6月12日
あれま…。公文書改ざん問題で引責していたらこんなことにはならなかったのに。
麻生太郎副総理兼金融担当相は「政府の政策スタンスと異なっている」として報告書の受理を拒否したが、実際には従来の政府の考え方を踏襲したもので、麻生氏の説明との矛盾が浮き彫りになった。https://t.co/XU7HJDZ52F
— 久世高裕 犬山市議会議員 (@kuze_takahiro) 2019年6月12日
ここが肝‼️😭😭
これに対し民間委員からは公的年金の給付水準が今後低下することを踏まえ「(試算にある)社会保障給付の19万円は団塊ジュニア世代から先は15万円ぐらいまで下がっていくだろう。
夫婦の老後資金「2000万円が必要」根拠は厚労省が提示 麻生氏の説明と矛盾 https://t.co/L4lbcyxsMw— 本田 宏 (@honda_hiroshi) 2019年6月12日
夫婦の老後資金について「30年間で約2000万円が必要」とした試算。 #麻生 氏は「政府の政策スタンスと異なっている」として報告書の受理を拒否しましたが、試算の根拠は厚労省が示したもの。実際には政府の考え方を踏襲したもので、麻生氏の説明との矛盾が浮き彫りに。 #年金https://t.co/B9qxYb0jDE
— 毎日新聞 (@mainichi) 2019年6月12日
「『年金だけでは足りないからどうするか』というのは当然のこと。『ではどうするか』を真摯に議論すべきだ」←政府と自民党は全てを「なかった事」にした。https://t.co/CpLcKDdC9B
— 大下賢一郎 (@kemuchiman) 2019年6月12日
夫婦の老後資金「2000万円が必要」根拠は厚労省が提示 麻生氏の説明と矛盾 https://t.co/aP9MO7OwL3 6月11日のYahoo!記事 https://t.co/RiG66xNOIS でも指摘したが、厚労省データも総務省統計局からの転用。拙著「下流老人」でも以前から利用している。省庁全体でも毎度利用する政府見解の統計。
— 藤田孝典 (@fujitatakanori) 2019年6月12日