消費税を5%から8%に引き上げた2014年とは、状況がまったく逆だ。当時、牛丼チェーンの「吉野家」が牛丼並盛を280円から300円に値上げしたほか、「モスバーガー」が商品の9割を値上げして話題となった。
消費税率がアップするのに、値下げするのは、本来はあり得ないことだ。仕入れ価格が上がるのに、売値を下げたら経営を圧迫してしまうからである。
今回、増税前に“値下げラッシュ”が起きているのはなぜなのか。外食ジャーナリストの中村芳平氏がこう言う。
「個人消費が落ち込んでいるため、外食産業は厳しい状況に置かれています。消費増税に合わせて本来なら値上げしたいけれど、増税後に景気が悪化する可能性があるので、上げる自信がないのです。大手居酒屋チェーンの『鳥貴族』は17年に全品一律280円から298円(いずれも税抜き)に値上げした結果、客足が落ち込みましたからね。どのチェーンも増税前に値下げをしておいて、3~4カ月ぐらい増税後の様子を見ながら少しずつ値段を上げてくると思います」
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以下ネットの反応。
『消費者心理、11カ月連続悪化=14年増税以来の低水準 』
最近は安倍晋三が「アベノミクス」って、
全然、言わないのは、
なぜ?なのかな~??
— Yoshikazu (@someone9714) August 30, 2019
既に、消費税を増税した後のような状況。
10月に10%になったら、どうなるのか?政府は増税を中止すべき!
増税中止への野党の結束した取り組みを、応援します。#ストップ10#消費税8月消費者態度指数は11カ月連続低下、悪化に歯止め無く=内閣府 https://t.co/YNmMXwblqJ
— 10%ストップ!ネット (@zJM5QVpwvLOTuVM) August 30, 2019
外食産業は10月の消費税10%の罰金で客足が遠のくと予測し値下げ、しかし様子を見ながら徐々に値上げ。消費者心理を示す「消費者態度指数」は前月比0・7ポイント減の37・1。11カ月連続で悪化。https://t.co/SSLuUEtr0Y pic.twitter.com/QKn2BSEvlo
— 非一般ニュースは2回もアカウント凍結 (@tkFiMNaoKWQeSMi) August 31, 2019
消費動向調査
消費者態度指数、11カ月連続悪化 消費増税懸念https://t.co/nMhtVsF4W8— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) August 29, 2019
これでもアベノミクスのおかげで
空前の好景気が続いていることに
なっているんだろうか?#BUY_MY_ABENOMICS#BUY_(at)_YOUR_PRICE消費者心理、11カ月連続悪化=14年増税以来の低水準(時事通信) - Yahoo!ニュース https://t.co/hHd30ArAA6
— 館林太郎 (増税反対 脱原発 反TPP) (@TatebayashiTaro) August 30, 2019
10月の消費増税に向けて外食産業では、今から客離れを防ごうと値下げラッシュが起きています。個人消費が落ち込んでいるため厳しい状況の中、本来なら値上げしたいのにできないのは、増税後の景気悪化を見越しているのです。https://t.co/AQAkNnNk9h #日刊ゲンダイDIGITAL
— 日刊ゲンダイ (@nikkan_gendai) August 30, 2019
四半世紀GDP延びてないし、実質賃金なんて20年前より下がってる。そこに消費税増税って、政府が主導して「貧しくなろう日本❗」キャンペーンをはってどうするって思うのだけれど、声を上げる人が少ない不思議。私はこれ以上日本が貧しくなるのは嫌だ❗ https://t.co/IYMw5fcu6A
— 石野竜三🌟語り芝居プロジェクト (@Ryuzou_Ishino) August 31, 2019