「望月記者は指させない」…事実に反するツイート拡散 菅長官会見巡る異常事態
菅義偉官房長官の定例記者会見を巡って、昨年12月下旬以降、質問が出尽くさないうちに会見が終了するケースが相次いでいる。新型コロナウイルスの感染拡大や「桜を見る会」に関する質問が急増したうえ、菅氏の通常国会での拘束時間が長くなって会見に割ける時間が限られたことが要因だ。しかしこの余波で、一部の記者を排除しているのではないかという臆測がSNS上で発信され、事実に反する「つぶやき」が拡散される事態になっている。【秋山信一】
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以下ネットの反応。
望月衣塑子記者のツイートを事実に反すると、毎日新聞の反論が出た。呆れたことに、菅官房長官の会見事情を菅氏の立場から見た菅氏擁護の内容となっている。この秋山と言う記者は、権力監視の仕事をすでに忘れ去ったかのような書きぶりだ。これが官邸記者クラブの実態なのか。愕然とした。 https://t.co/4vS8GB7NNN
— Hideo (@hideo7757) February 6, 2020
筆者は官房長官への鋭い追及で知られる秋山信一記者です。 #望月衣塑子 記者の事実に反する主張を冷徹に追及。これはプロの仕事です。
「望月記者は指させない」…事実に反するツイート拡散 菅長官会見巡る異常事態 - 毎日新聞 https://t.co/DS8S6R8vPz
— 澤田克己『反日韓国という幻想』2月15日発売 (@SawadaKatsumi) February 6, 2020
番記者を先に当てて、望月記者の前で時間切れになり、政府側の人間が望月記者を妙にせかし、官房長官が望月記者を露骨に軽視する言動をし、それらについて記者クラブが抗議もしないのなら、自分たちが決めたのではない、と言ったところで意味はないのでは。 https://t.co/LtY9L4LMIu
— 渡辺輝人 (@nabeteru1Q78) February 6, 2020
望月記者の「番記者たちが『望月は指させない』と内々で決めた」とのツィートは「事実に反する」(毎日記者)。記者会側は同ツィートの削除を求めているが、望月記者は応じていない。少なくとも望月記者はこのツィートを削除し、謝罪しなければ、内閣記者会から出入り差し止めになる可能性がある。
— 加藤清隆(政治評論家) (@jda1BekUDve1ccx) February 6, 2020
他社もそろそろ望月には本気で怒ったほうがいいと思う。記者クラブというカルテルの存在意義は、品質管理しかないんだから。 https://t.co/ubCbk9KGkd
— 池田信夫 (@ikedanob) February 7, 2020
あのね、毎日新聞大好きだったし、今毎日がんばってると思うよ。でもね、この執筆者秋山信一氏は、官房長官付の記者?なら、自分自身が構造の中にいる以上、この記事を書くべきではないよね? 別の部署の人が、彼を含め取材対象として書かないと。それが分からないとすれば、毎日新聞、終ってるよ。
— 舩田クラーセンさやか (@sayakafc) February 6, 2020
番記者は本当に意地悪だとわかる記事が出て驚きました。毎日新聞の秋山記者の記事には賛否両論出てますね。私は朝日新聞の尾形聡彦さんの見解に一番納得しました。望月記者を批判する秋山記者の論理はローカルルール過ぎてフェアじゃない。報道不信を招くだけだと思います。https://t.co/FBGTT2pla0 https://t.co/8N3rLNqd21
— Asuka0813 (@Asuka08131) February 6, 2020
この毎日番記者は自分たちが闘うべき相手は望月記者でなく菅官房長官であることを理解しているのだろうか。望月記者への質問妨害を内閣記者会が長く黙殺してきたことをどう考えているのか。「桜」で長官会見に好転の兆しが見えたが、内閣記者会の閉鎖体質は根深いことを露呈。https://t.co/5q5b5V94N3
— 鮫島浩 (@SamejimaH) February 6, 2020
『「望月記者は指させない」…事実に反するツイート拡散 菅長官会見巡る異常事態』
望月記者を批判する記事のつもりだろうが、菅長官を必死で擁護してしまったことで、内閣記者会と官邸との癒着関係を非常にわかりやすく吐露してしまっている。これぞまさに語るに落ちる、だ。https://t.co/gSlYvQipAI— 木村知 (@kimuratomo) February 6, 2020
続1)秋山記者は「菅氏は会見で、まず各社の長官番を指すことが多い」と書いていますが、そこは進行役の幹事社が、番記者とそれ以外の記者が区別なく当たるよう運用を改めるべきです。ホワイトハウスの会見は6年前から運用が改善され、外国人記者も会見途中で当たります。(続https://t.co/nnreiiFV4T
— Toshi Ogata (尾形 聡彦) (@ToshihikoOgata) February 6, 2020
続3)記事は、菅長官の会見時間が短く、番記者を当てて終わってしまっているのだーーという趣旨です。しかし、そこは会見を主催する内閣記者会や進行役の幹事社が、会見時間の確保と番記者以外の記者が質問できるように運用を改善すべきです。米WHのように透明化が必要です(続https://t.co/nnreiiFV4T
— Toshi Ogata (尾形 聡彦) (@ToshihikoOgata) February 6, 2020
続5)記事には「望月氏は内閣記者会の所属ではないが、『加盟社の記者』として幹事に出席を認められている」とあります。正直、上からの目線を感じますし、同じ記者として対等に接したほうが良いと思います。その規則を緩め、多くの記者の参加を認めるのが、時代の流れです(続https://t.co/nnreiiFV4T
— Toshi Ogata (尾形 聡彦) (@ToshihikoOgata) February 6, 2020
続7)記事で分からないのは、望月記者のツイートに至る過程で、番記者が望月氏に何を求めていたかです。論座の記事には「望月記者が抗議した1月22日以降、菅長官は夜回り取材を拒み始めた」とあり、番記者が望月記者に数々の要請をした下りがあります。事実なのでしょうか(続 https://t.co/nnreiiFV4T
— Toshi Ogata (尾形 聡彦) (@ToshihikoOgata) February 6, 2020
続9)記事を通じ、番記者たちの望月記者に対する不満は分かりましたが、大事なのは、記者同士の対立ではなく、記者が立場を超えて団結し、政権側にどう説明責任を求めていくかというもっと大きな使命感だと思います。番記者以外にも胸襟を開き、ぜひ団結して欲しいです(続https://t.co/nnreiiFV4T
— Toshi Ogata (尾形 聡彦) (@ToshihikoOgata) February 6, 2020
続10)ただ、番記者が発信し、記者会の現状を明かすのはとても良いことです。記事には「内閣記者会に事実確認せず」と問い合わせを容認する下りもあります。これを機にホワイトハウス記者協会@whca のようにツイッターで対話を始めるのはどうでしょう。ぜひ検討して欲しいですhttps://t.co/nnreiiFV4T
— Toshi Ogata (尾形 聡彦) (@ToshihikoOgata) February 6, 2020
「質問者の選別」は
官房長官に指名権を与えて
会見全体も官邸の役人に仕切られてる
内閣記者会のだらしなさと
それを自分たちで直そうとしない怠慢が
根本的な原因だ。— 東京新聞労働組合 (@danketsu_rentai) February 6, 2020
結局、事実として
望月記者の質問が極端に制限され
挙手しても打ち切る(無視する)
という記者会見のやり方を
許容・是認してるのは内閣記者会。
官邸記者たちが質問封じに加担してる
(加担させられてる)という全体像に
どこか誤りがあるのだろうか。— 東京新聞労働組合 (@danketsu_rentai) February 6, 2020
何より残念なのは
政権腐敗の追及で連帯すべき記者たちの
内側に分断や亀裂を作りたい人らに
今回の記事が利用されることだ。— 東京新聞労働組合 (@danketsu_rentai) February 6, 2020
当方が日ごろ参加している
中央省庁の記者会見は
開始から終了まで
幹事社が完全に仕切る。
質問者がいるのに強制終了など
絶対ありえない。
政権に牛耳られてる内閣記者会の
ありようこそ、おかしいのではないか。— 東京新聞労働組合 (@danketsu_rentai) February 6, 2020
事実でなければ削除すべきだと思うが、内閣記者会主催の会見で実際に望月記者が質問から排除されているのは事実であり、それに対して記者会が沈黙しているのがそもそもの問題では?
望月記者ツイートの削除要請に東京新聞「回答差し控える」 「臆測」放置のまま - 毎日新聞 https://t.co/1gcrLXVKGs
— 布施祐仁 (@yujinfuse) February 6, 2020
新聞社が最も恐れるのは「特オチ」(自社だけ情報を入手できずに重要な記事を掲載できないこと)だと聞いたことがある。
この記事は、「特オチ」や排除を恐れた毎日新聞が権力におもねる証として書いた記事のように見える。https://t.co/Sd4M9TW4yw— 上西充子 (@mu0283) February 6, 2020