「桜を見る会」で安倍晋三首相の事務所が推薦するなどした「政治枠」の招待者について、首相は国会で「内閣府で最終的にチェックしている」と答弁してきたが、事実上なされていなかったと複数の政府関係者が朝日新聞の取材に証言した。功績・功労の有無などの確認は推薦する側の責任だと認識していた。首相答弁の整合性が問われる。
ところが、会の事務の実情を知る複数の政府関係者は、功績・功労の有無など招待に適している人物かどうか、複数回参加していないかなどの確認は「推薦側がすべきもの」と口をそろえた。取材に応じた一人は「内閣府ではきちんとしたチェックなんかしていない」と証言。名簿作成に中心的に携わる職員は、内閣府人事課では2人だけだといい、「名前などにざっと目を通す程度しかできない。きちんとしたダブりチェックなんかもしないから、前年の名簿がなくても何の支障もない」と実態を明かす。
「知り合いが桜を見る会に行って、『桜、きれいかったど』とか聞いたから、一回行かにゃいかんと思って参加することにした。安倍事務所側に申し込んだら行けた」
市内で会社を経営する男性は、2019年春の会に招待された経緯をこう打ち明けた。周囲には、趣味の同好会グループの仲間に誘われて参加した人もいて、「私も含めて功績があって招待されたのではない」と言い切る。「安倍事務所に言えば枠があって、行きたいと言えば行ける感じだった。友達同士のグループで旅行気分やね」
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以下ネットの反応。
良記事。内閣総辞職以外にないだろう。
「私も含めて功績があって招待されたのではない」「安倍事務所に言えば枠があって、行きたいと言えば行ける感じだった。友達同士のグループで旅行気分やね」 #NewsPicks https://t.co/3vkejzvxsN— 平野啓一郎 (@hiranok) February 21, 2020
安倍周辺から間接的に聞いているのは、地元有権者などを大量に取りまとめているのは安倍事務所。事務所は人数だけを内閣府に伝え、内閣府はノーチェックで人数分の招待状を事務所に送る。安倍になって人数が急増したのはこれが原因。会の趣旨や公選法はないも同然。安倍逮捕。 https://t.co/TAjIMlNt87
— 佐藤 章 (@bSM2TC2coIKWrlM) February 21, 2020
片山善博・早稲田大大学院教授は「加計学園問題などでも指摘されてきた安倍晋三首相の公私混同、いい加減なことをやってきたことの結果だ」などと指摘します。👉桜招待「事務所に言えば行ける感じ」 首相の私物化露呈:朝日新聞デジタル https://t.co/LPzCYjzxdn #桜を見る会
— 前田 直人 (@Nao_Maeda_Asahi) February 21, 2020
"ある会社役員は、「会社にとって大切な人だから」という理由で、会社に出入りする取引先の営業担当者を誘って申し込んだ。すると、申し込み通りに招待状が届いたという。毎年参加しているという同市内の業界団体幹部は、「ここ数年の参加人数の膨らみは尋常じゃなかった」"https://t.co/RvX14wmEXe
— 朝日新聞官邸クラブ (@asahi_kantei) February 21, 2020
総理「基準に合っているかどうかは内閣府で最終的にチェックしている」。政府関係者「内閣府はチェックなんかしていない」。これ以上、嘘つき総理に付き合いきれない、責任だけ押し付けられてはたまらない、そういうことだろう。みんなそろそろ本当のことを言ったほうがよい。https://t.co/YKt3uOp6US
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) February 21, 2020
#朝日新聞 エライ!
よくぞここまで追及してくれた。私も、毎月の購読料を払っている甲斐があったというものだ。
犯罪者を首相にいただく義理は無い。
新聞としてあっぱれな正義感だ。
いつもというわけではないが、褒める時は褒めますよ。https://t.co/8oVxRqRkpxhttps://t.co/8oVxRqRkpx— SU2SU3 (@SU2SU3) February 21, 2020