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【食料安全保障問題勃発】「自国優先し輸出制限」新型コロナ拡大で食料生産国が、農水省「日本はこれらの国からの輸入実績は大きくない。影響は限定的だ」

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新型コロナ拡大で食料生産国 自国優先し輸出制限

新型コロナウイルスの感染が世界規模で広がる中、世界の食料貿易に影響が出始めた。大規模な移動規制や物流混乱の広がりを受け、一部の国が小麦や米などで輸出制限措置を導入した。穀類の国際相場は上昇基調になっており、緊急時に自国の食料をどう確保するかが問われそうだ。(金哲洙、齋藤花)

世界中で穀類在庫が減り、食料価格が高騰した2008年と比べ、潤沢な供給力があり、FAOなど国際機関は大きな混乱は避けられていると判断する。農水省も「日本は、これらの国からの輸入実績は大きくない。影響は限定的だ」(食料安全保障室)とみている。

資源・食糧問題研究所の柴田明夫代表の話

 各国は、国内の食料安全保障を優先に、当たり前のように輸出を規制している。新型コロナウイルスのまん延が深刻化すると、その動きは一層加速するだろう。輸入国の思い通りに食料が手に入らない事態もあり得る。

 政府は、こうした最悪の事態を念頭にリスク管理を強化すべきだ。対策として生産性や効率性ばかりを重視した大規模化中心の政策ではなく、中小農家や条件不利地域農家の経営を支援する足腰の強い日本農業の確立が急務だ。

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以下ネットの反応。

健康Mr.K
輸入が減り食品の値段が上がる可能性が出てきました。そして、今後の展開次第では輸入ストップの可能性もあるかも知れません。国内農家を縮小し、食料自給率を落とし、食料安全保障を軽んじると、こういった危機で大変なことになります。

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