検察庁法改正に反対する松尾邦弘・元検事総長(77)ら検察OBが15日、法務省に提出した意見書の全文は次の通り。
3 本年2月13日衆議院本会議で、安倍総理大臣は「検察官にも国家公務員法の適用があると従来の解釈を変更することにした」旨述べた。これは、本来国会の権限である法律改正の手続きを経ずに内閣による解釈だけで法律の解釈運用を変更したという宣言であって、フランスの絶対王制を確立し君臨したルイ14世の言葉として伝えられる「朕(ちん)は国家である」との中世の亡霊のような言葉を彷彿(ほうふつ)とさせるような姿勢であり、近代国家の基本理念である三権分立主義の否定にもつながりかねない危険性を含んでいる。
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以下ネットの反応。
泣きました。そして背筋が伸びました。こういう大人にわたしはなりたい。
【意見書全文】首相は「朕は国家」のルイ14世を彷彿:朝日新聞デジタル https://t.co/hunjYyJ35t
— 株式会社明後日 (@asatte2015) May 15, 2020
「【意見書全文】首相は『朕は国家』のルイ14世を彷彿」
「法が終わるところ、暴政が始まる」(ジョン・ロック)とも。
安倍さんにご一読をお勧めします。#検察庁法改正案の強行採決に反対しますhttps://t.co/HN7HxjdG9m— 志位和夫 (@shiikazuo) May 15, 2020
元検事総長を含む検察OB有志の皆さんによる#検察庁法改正案の強行採決に反対します
に関連する【意見書全文】です。
長いですが検察の矜持に基づく怒りの意見書です。
ぜひお読みください。
首相は「朕は国家」のルイ14世を彷彿:朝日新聞デジタル https://t.co/n64bFlw8cg— 枝野幸男 りっけん 立憲民主党 (@edanoyukio0531) May 15, 2020
検察OB14名による意見書
「検察が萎縮して人事権まで政権側に握られ、起訴・不起訴の決定など公訴権の行使にまで掣肘を受けるようになったら検察は国民の信託に応えられない。正しいことが正しく行われる国家社会でなくてはならない」#検察庁法改正案の強行採決に反対します https://t.co/s2KuCKbFEr— 山添 拓 (@pioneertaku84) May 15, 2020
国民にとって検察はどうあらねばならないか、心揺さぶられる訴えです。元検事総長など検察OBのみなさんが名を連ね、国民のみなさんにともに声をあげ、検察庁法改正を阻止することを呼びかけてます。 https://t.co/1NuyMiLe13
— 宮本徹 (@miyamototooru) May 15, 2020
元検事総長、元仙台高検検事長、元法務省官房長、元東京高検検事長、元大阪高検検事長、元最高検公判部長、元最高検検事(8人)が連名で提出した意見書で、安倍政権側の言い分はことごとく否定されている。
匿名覆面で彼らに「もっと勉強しろ」と言い返す人はいるだろうか。https://t.co/wmgH2XUDqf
— 山崎 雅弘 (@mas__yamazaki) May 15, 2020
【意見書全文】首相は「朕は国家」のルイ14世を彷彿:朝日新聞デジタル https://t.co/hcz8cpFVsQ
別に検察の定年延長に反対するのはいいけど、こんな大昔の人間を持ち出して印象操作するのはヤバいよな。じゃあ「枝野はヒトラーである」とか何とでも言えるわけで。
— 黒瀬 深 (@Shin_kurose) May 15, 2020
検察OBがここまで言うか、というほどのすごい意見書→【意見書全文】首相は「朕は国家」のルイ14世を彷彿:朝日新聞デジタル https://t.co/T9X92oFDpj
— Nobuyo Yagi 八木啓代 (@nobuyoyagi) May 15, 2020
泣けるぜ。おっちゃんでも読めるぜ。ドラマじゃねぇか。専門家が自動機械になっちゃいけねぇよ。矜恃や理想、85歳にしてのこの熱意。カッコいいぜ。俺にとってのスカッとじゃぱんだぜ。少々酔ったぜ。【意見書全文】首相は「朕は国家」のルイ14世を彷彿:朝日新聞デジタル https://t.co/z7bUezsdCj
— はまのけんた (@hamaken_bone) May 15, 2020
賛同者の一部を見ても、ここ数十年の検察と特捜部を牽引した法曹界の大物ばかり。
異例としか言いようがない。元仙台高検検事長・平田胤明
元法務省官房長・堀田力
元東京高検検事長・村山弘義
元大阪高検検事長・杉原弘泰
元最高検検事・五十嵐紀男
元検事総長・松尾邦弘https://t.co/h8M1EFK4IU— カンドウヨシヒロ(Kando, Yoshihiro) (@kando_abugen) May 15, 2020
「正しいことが正しく行われる国家社会でなくてはならない」。まったくその通りだと思う。昨今の政権は検察庁法改正に限らず、すべてが自分たちに都合の良いように改竄・修正・運用されているように思える#検察庁法改正案の強行採決に反対します
https://t.co/f9ASHuBioW— 三浦英之 「日報隠蔽」文庫化 (@miura_hideyuki) May 15, 2020
純粋な法解釈の部分、私が沖縄タイムスで書いた原稿と読み比べてほしい。適切な法学教育を受けた法律家なら、このレベルの法解釈は一致する。法治主義って、こういうことだと思う。
【意見書全文】首相は「朕は国家」のルイ14世を彷彿:朝日新聞デジタル https://t.co/1U7X5il8p2
— 木村草太 (@SotaKimura) May 15, 2020
元検事総長らにここまで批判された法案を自民、公明は支持できるのか。
強行採決は許されない。
「与党野党の境界を超えて多くの国会議員と法曹人、そして心ある国民すべてがこの検察庁法改正案に断固反対の声を上げてこれを阻止する行動に出ることを期待してやまない。」 https://t.co/dI0jNv2BKy
— 小西ひろゆき (参議院議員) (@konishihiroyuki) May 15, 2020