あなたのおススメ本を教えてください

投稿日：1020/05/30/ 10:04 更新日：2020/05/30/ 10:16

管理人Kです！

最近、本を読む時間が増えてきました。

あなたのおススメ本、珠玉の一冊、お前はこの本ぐらいは読んどけ、という本がありましたらぜひ教えください。

以前は自分の興味のある分野の本を好んで読んでいたのですが、最近はあまり興味のある分野が見つからず（怖）、他人のおススメ本を楽しく読むことが増えました。

ということで、よろしくお願いします。

漫画もOKです。

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-読者投稿

peace prayer より:

2020/05/31/ 08:26 8:26 AM

最近読んだお勧め本
大野晋『日本人の神』：日本人の宗教意識の理解の上でとても示唆に富んだ本。カミを祀り、酒食で供応することによってご利益を得るというカミ観は、日本人の政治への態度にもつながっている。政治記者は今もこれをやっている。
宮崎貞行『宇宙の大道を歩む』：川面凡児という、今は忘れられた神道家の思想を現代的視点から解説。川面は大本教や生長の家などの神道系の宗教団体の源流であることがわかる。「世界教」を目指した彼の壮大なビジョンは、おそらくこれからの日本に必要だろう。

返信
- 健康オタクなMr.K より:
  
  2020/05/31/ 12:01 12:01 PM
  
  さっそく教えていただいてありがとうございます。
  『日本人の神』は、ポチりました。
  『宇宙の大道を歩む』はプレミア価格となってましたので、リストに入れました。
  
  返信
健康オタクなMr.K より:

2020/06/07/ 09:29 9:29 PM

「鉄路の果てに」（清水潔著）は、おっさんによる、おっさんのための書籍でした。

どうでもいい内輪の話と深淵な物語の調和が素晴らしいです。

返信
ドニエプルより:

2020/06/28/ 06:42 6:42 PM

たった独りの引き揚げ隊 10歳の少年、満州1000キロを征く

コッサクの血を引くビーチャ少年（ビクトル古賀）がたった一人で満州から日本へ目指すロードムービー的自伝です。あれほど威張っていた日本人が終戦が崖っぷちに立たされる中、ビーチャはコサック直伝のサバイバルで難を乗り越え、途中ロシア人や共産党員に助けてもらったりしながら満州を殆ど徒歩で横断しちゃいます。
満州引き上げの本などにある悲壮な空気はあまり無いというか、ビーチャがかなりワイルドでたくましくアドベンチャーしてくれるので読みやすいです。

返信
- 健康オタクなMr.K より:
  
  2020/06/28/ 09:45 9:45 PM
  
  格闘技好きだった時期もありましたが、41連戦すべて一本勝ちの「ビクトル古賀」を知りませんでした。
  良より質、工夫で勝つという面白そうな格闘家ですね。
  ポチりました。
  
  私は、別に満州とか戦争ものが好きなわけではないのですが、何故か最近そういった書籍が寄ってきます。
  今読み終わった「五色の虹満州建国大学卒業生たちの戦後　三浦英之 (著)」も相当面白かったです。
  「建国大学（日本、中国、朝鮮、モンゴル、ロシアのスーパーエリート学生が混在）」を知らない人は絶対的におススメです。
  
  日中戦争の最中、旧満州(現・中国東北部)に存在した最高学府「満州建国大学」。
  日本、中国、朝鮮、モンゴル、ロシア──。
  「五族協和」の実践をめざし特殊な教育が施される中、激しい議論を戦わせる学生たち。
  彼らが夢見たものとは何だったのか。そして、どのような戦後を生き抜いたのか──。
  スーパーエリートたちの人生を綴る、渾身のドキュメント。第13回開高健ノンフィクション賞受賞作。
  
  返信
HN より:

2020/11/10/ 09:01 9:01 PM

関良基『赤松小三郎ともう一つの明治維新』（作品社）
関良基『日本を開国させた男、松平忠固』（作品社）
　左右の陣営を問わず広く信じられている「明治維新神話」を根底から突き崩す書。吉田松陰門下の長州の「志士」たちが、日本を取り巻く国際情勢にまったく無知な、神がかり的テロリストであったことは最近、ようやく知られてきたが、彼らによって暗殺さてたのが、この二人。この二人の知見が日本をリードしていたら、明治以降の日本はまったく違った道を歩み、太平洋戦争に突入することもなかっただろう。

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