この中で西村経済再生担当大臣は「アベノミクス景気の山がこのように判定されたのは残念ではある。ただ、政府としての景気判断は総合的に行ってきており、間違っていなかったといまも確信している」と述べました。
そのうえで西村大臣は、サービス産業の拡大など経済の構造が変化しているとして、今後、内閣府が研究会での判定方法の見直しを検討することを明らかにし「政権に都合がいいようなことをするつもりは全くなく、経済学者の意見も聞きながら判断していきたい」と述べました。
一方、去年10月の消費税率10%への引き上げが結果的に景気後退局面での増税になったことについては「影響を最小限にとどめるための万全の対策を講じた結果、ことし1月から2月は消費も回復しはじめていて、影響は薄らいできていたと判断している」と述べ、対策は万全だったという考えを示しました。
「アベノミクス景気は戦後最長ではない」、西村大臣「判定方法の見直しも」
「今回設定されたアベノミクス景気の山と政府の景気判断については、違いが生じている」(西村康稔経済再生相)
内閣府の研究会は、2012年の12月の安倍政権発足後から始まった「景気回復」局面が2018年の10月に終わり、「景気後退」に入ったと認定しました。アベノミクス景気が戦後最長ではなかったことになりますが、西村大臣は現在の景気の判定方法が「経済の構造の変化を反映しきれていない」などとして、今後は見直しを検討していく考えを明らかにしました。
西村大臣は、「政権に都合がいいようなことをするつもりは全くない」としています。
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以下ネットの反応。
昨年10月の消費税増税の1年前から景気後退局面に入っていたこたが明らかになりました。「景気は拡大している」といいはって強引に消費増税にふみきった責任は重大です。 https://t.co/dkHtDx2rFa
— 宮本徹 (@miyamototooru) July 30, 2020
こいつの言っていることは昔の大本営発表と同じで国民に嘘をついているだけ。
「政府の景気判断は間違いなかったと確信」 西村経済再生相 | NHKニュース https://t.co/ySHnhf3Zs1
— 比利 襄 (@billy_jojs) July 30, 2020
"内閣府の研究会が2012年12月から始まった景気回復の期間が5年11か月だったと認定し、政府が「戦後最長になったとみられる」としていたのと異なる結果になった"
→「政府の景気判断は間違いなかったと確信」 西村経済再生相驚くべき国🙀
カラスも白いと言い張れば白になるわけだ
なんでもあり🤣 https://t.co/mnebK9MYL5— ほのか (@gardenHonoka) July 30, 2020
「政権に都合がいいようなことをするつもりは全くない」←する気満々ですね。https://t.co/2iVsMPwiV3
— 大下賢一郎 (@kemuchiman) July 30, 2020
