震災や原発事故の教訓を伝える目的で福島県双葉町に20日に開館した「東日本大震災・原子力災害伝承館」が、館内で活動する語り部が話す内容について「特定の団体」の批判などをしないよう求めていることが関係者への取材でわかった。県などによると、国や東京電力も対象だといい、語り部から戸惑いの声があがっている。
伝承館は、東京電力福島第一原発事故による避難指示が一部で解除されたばかりの双葉町に福島県が建設した。各地で収集された24万点の資料から150点あまりを展示する。収集費などを含む計53億円の事業費は国が実質全て負担した。国の職員も出向する公益財団法人「福島イノベーション・コースト構想推進機構」が管理、運営する。
スポンサーリンク
以下ネットの反応。
国や東電の批判NG? 伝承館語り部に要求、原稿添削も:朝日新聞デジタル https://t.co/Jlx4FVTNsD pic.twitter.com/kD2clzd9JE
— 三浦英之 新刊「白い土地」予約開始 (@miura_hideyuki) September 22, 2020
伝承館が語り部に特定団体を批判しないよう求め、語り部から「被害者の私たちが加害者である東電や、国を批判的に語れないのはおかしい」「東電から精神的苦痛を受け、国にも怒っている。自分にとってはそれが真実」との声が。
語り部に口封じ?
この伝承館、見直すべきでは。https://t.co/q5z21wN6KD— 青木美希 (@aokiaoki1111) September 22, 2020
これは本当にひどい。
これでは「伝承館」ではなく「歴史修正館」。アジア太平洋戦争をまるで自然災害かのように語りごまかしてきたように、原発事故まで自然災害に見せかけるのか。
国や東電の批判NG? 伝承館語り部に要求、原稿添削も:朝日新聞デジタル https://t.co/cxdfKNz3al
— 中野晃一 Koichi Nakano (@knakano1970) September 22, 2020
「第三者」とはどういう意味なのか?おかしい。→「国や東電、県など第三者の批判を公的な施設で行うことはふさわしくないと考えている」(伝承館の橘内隆企画事業部長) / 国や東電の批判NG? 伝承館語り部に要求、原稿添削も (朝日新聞デジタル) #NewsPicks https://t.co/3CrVT96kNr
— 平野啓一郎 (@hiranok) September 22, 2020
明確に加害者が存在する事故なのに、加害者である東電の名前をあげて批判できないとしたら、一体何を伝承するのだろうか。 / 1件のコメント https://t.co/R8vC2G6t1P “国や東電の批判NG? 伝承館語り部に要求、原稿添削も:朝日新聞デジタル” https://t.co/mDONFjVf8K
— 渡辺輝人 (@nabeteru1Q78) September 22, 2020
語り部は「被害者である私たちが加害者である東電や、国を批判的に語れないのはおかしい」
別の語り部は「伝承館は『事実を話してください』と言っているのだから、『言わないで』と言われる筋合いはない」
・・・これは酷い。何を伝承しようとしているのか?https://t.co/nrbk1XbSQJ— 伊丹和弘@マリサポ兼記者 (@itami_k) September 22, 2020
日本はもう既に権威主義国家ということでよろしいかな。https://t.co/BGxsuWWVuC
— 津田大介 (@tsuda) September 22, 2020
やはりこうなりましたか。所詮は国のカネで運営される施設なのですから、国策について批判など許すはずがありません。https://t.co/QIK4SdC93m
— 烏賀陽 弘道 (@hirougaya) September 22, 2020