新型コロナウイルス感染者の急増で、大阪市内の医療体制が逼迫(ひっぱく)している。全国初のコロナ専門病院となった大阪市立十三(じゅうそう)市民病院(同市淀川区)では、医師や看護師の相次ぐ退職でコロナ患者を計画通り受け入れられず、他の市立病院などから医師や看護師の応援派遣を受けて急場をしのぐことになった。ただ人手不足は常態化し、現場からは「さらに職員が減ればもたない」とコロナ専門病院の返上を求める声も上がる。
だが、コロナ患者が一時的に減った6月ごろから、医師や看護師らが次々と辞めていった。10月までに医師4人、看護師14人を含む25人ほどの病院職員が病院を離れた。職員全体の7%を占めた。背景には本来の専門分野の患者を診られなくなったことへの戸惑いなどがあり、分娩(ぶんべん)に立ち会えなくなった産科の看護師も辞めた。
また、コロナに感染した入院患者の約半数は80代で、食事や排泄(はいせつ)の介助が必要な人が多く、看護師不足に拍車をかけた。他の医療機関からの医師や看護師の応援もなく、11月に入って感染者が増加しても、コロナ患者の受け入れは60人程度が限界だった。
スポンサーリンク
以下ネットの反応。
大阪市コロナ専門病院「もたない」 看護師14人が退職
「うちには戦う術がない。重症化して転院させられなければどうしようもない。一つの病院に負担を強いるのはおかしい。可能なら、専門病院の名前を外してほしい」と訴えた。https://t.co/qGn13rx0xA
— 尾辻かな子 (@otsujikanako) December 2, 2020
ついに #十三市民病院 の闇が明らかに。松井・大阪市長の思いつきで4月にコロナ専門病院にされ、現場の離職はなんと7%
もっとあるやろ。矛盾を全部洗いざらい出すべき。
院長の取材動画もありました、貴重です。大阪市コロナ専門病院「もたない」看護師14人が退職 朝日新聞 https://t.co/lVF40NDkH0
— 大石あきこ🐾れいわ新選組大阪5区 (@oishiakiko) December 2, 2020
本格的な冬の入口に入ったばかりの12月2日でこの事態。この冬日本人は本当に乗り越えられるのか。何もしない安倍の「日本モデル」を全面的に引き継いだ菅政権、やったことはGoToの強引な継続による列島ウイルス撹拌。やらなかったことは検査拡充と医療再構築。菅内閣総辞職! https://t.co/OD5W1BUODl
— 佐藤 章 (@bSM2TC2coIKWrlM) December 2, 2020
あくまでも個人的な意見ですが、辞めたくなったら辞めちゃって良いですよ。使命感なんかで続ける必要ありません。この国は酷いですよね。政府や行政を非難することはあっても、辞めた人を非難するつもりはありませんので、遠慮せず辞めちゃってください。https://t.co/PX3AOZVvqr
— Noguchi Akio (@Derive_ip) December 2, 2020
大阪市長のやることが思いつきで無茶苦茶だからだ。 / 他160件のコメント https://t.co/in7cgh75zd “大阪市コロナ専門病院「もたない」 看護師14人が退職 [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル” https://t.co/ZN42KhQr8Y
— 渡辺輝人 (@nabeteru1Q78) December 2, 2020
大阪市コロナ専門病院「もたない」 看護師14人が退職 [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル
十三市民病院・西口幸雄院長「精神的な負担を考えると、離職を防げないかもしれない。やっていけるのかという不安は変わらない」https://t.co/X5cDewsykc
— 全労連 ZENROREN (@zenroren) December 2, 2020