「アベノマスク」の業者とのやり取りの記録は存在しないと言い放つこの国の政府
「アベノマスク」を業者と契約する際にそのやり取りを示した記録などを政府が存在しないと説明していることがわかった。記録の開示を求めた大学教授に回答したものだ。マスクを税金を使って配った是非はともかく、多額の税金を使った政策の記録を残していないと答える政府の姿勢には唖然とする。
「アベノマスク」は新型コロナの感染拡大からマスク不足が深刻化した2020年に4月に、政府が布マスクを各世帯や学校に配布したもの。466億円もの予算が計上されたものの、随意契約による業者の選定や価格決定の不透明さが問題になった。
このため、神戸学院大学の上脇博之教授が、契約の過程を残した記録の開示を政府に求めていた。マスクは各家庭向けを厚生労働省、学校向けを文部科学省が担ったことから上脇教授は両省に開示を求めたが、両省とも不開示とした。
不開示の理由について厚生労働省は「事務処理上作成又は取得した事実はなく、実際に保有しないため」とし、文部科学省は「文書を保有していないため」としている。つまり存在しないとの答えだ。
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以下ネットの反応。
これは安倍晋三総理大臣(当時)の下で公然と行われた「税金泥棒」という犯罪では?
立岩陽一郎 (「インファクト」編集長)「『アベノマスク」の業者とのやり取りの記録は存在しないと言い放つこの国の政府」(Yahoo)https://t.co/kBPtpGegWW「466億円もの予算が計上された」「マスクは各家庭向けを
— 山崎 雅弘 (@mas__yamazaki) February 21, 2021
アベノマスクが「契約の過程を残した記録」を開示しない理由。すごいな。
厚生労働省は「事務処理上作成又は取得した事実はなく、実際に保有しないため」とし、文部科学省は「文書を保有していないため」としている。つまり存在しない。すごすぎるぞ、これ。https://t.co/JbPeHWIqSa— 小田嶋隆 (@tako_ashi) February 21, 2021
まだ届いていない。
「『アベノマスク』を業者と契約する際にそのやり取りを示した記録などを政府が存在しないと説明していることがわかった。記録の開示を求めた大学教授に回答したものだ」https://t.co/vlnGwYmYYQ
— 武田砂鉄 (@takedasatetsu) February 21, 2021
いやいや記録の義務があるのは行政内部の閣議や会議でしょ、業者とのやり取りなんて一語一句録音してるわけないし、そんな事する法的義務もない。
なんだろう、無くて当然の資料を要求して「記録がないとは何事だ!隠蔽だ!」と騒ぐパターン多くないですか? https://t.co/hgJJs5Aoyd
— 黒瀬 深 (@Shin_Kurose) February 21, 2021
いかに酷いトンデモ政権だったか、再確認すべき。現首相も官房長官として重い責任がある。前首相は、嘘に嘘を重ねて国会の時間を際限もなく浪費したが、いつになったら議員辞職するのか。 #NewsPicks https://t.co/074JVLGpin
— 平野啓一郎 (@hiranok) February 21, 2021
契約業者との記録がないのも問題、あるのに隠しているのも問題。
政府は腐敗しきったのか。
神戸学院大学の上脇博之教授を応援します。
そして大阪地裁の判断を待ちましょう。「アベノマスク」の業者とのやり取りの記録は存在しないと言い放つこの国の政府 https://t.co/hx5tLANxlu
— 岡本宏史(外科医 Hiroshi Okamoto) (@hiroshiok531) February 21, 2021
森友同様、文書は存在しないのではなく、(名古屋リコール署名請負みたいな)表に出るとかなりまずいやり取りがあったのではないかと誰でも思う。「アベノマスク」の業者とのやり取りの記録は存在しないと言い放つこの国の政府(立岩陽一郎) - Y!ニュース https://t.co/xfGktzkr1o
— Nobuyo Yagi 八木啓代 (@nobuyoyagi) February 21, 2021