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http://www.afpbb.com/articles/-/3061423
英労働党(Labour Party)は27日、ジェレミー・コービン(Jeremy Corbyn)新党首(66)の経済政策を支える諮問委員会のメンバーに、仏経済学者トマ・ピケティ(Thomas Piketty)氏とノーベル経済学賞受賞者の米経済学者ジョセフ・スティグリッツ(Joseph Stiglitz)氏を選任したと発表した。
ピケティ氏は、富の不平等問題を説いた著作「21世紀の資本」がベストセラーになった。一方のスティグリッツ氏は、金融危機を受けて西側諸国の政府が導入した緊縮財政政策を一貫して批判してきたことで知られる。
http://iwj.co.jp/info/whatsnew/guide/22798
コルビンは、緊縮財政政策をやめ、これまでさんざん優遇されてきた富裕層や大企業への課税の強化(累進性の再強化)し、サッチャリズムの代名詞でもあった民営化を否定、鉄道やエネルギーなどの公共性の高い事業の再国有化を唱え、多大な支持を集めました。日本と同じく、切り捨てられてきた社会福祉予算の復活、大学の授業料の無償化なども掲げ、新自由主義、サッチャリズムの全否定、妥協なき全面方向転換を打ち出しました。安倍政権とは対極の方向へと進もうというわけです。
「ピケティのいう資産への累進課税が実現したら素敵だよね。でも実現は難しいんだろうね…」と、多くの人が感じていたと思いますが、コルビンという人物を通し、その実現可能性が試されるのではないか、と期待せずにはいられません。今は野党の党首ですが、今後の展開から目が離せません。世界中の人々がそうしていると思いますが、ここは僕たちも固唾を呑んで見守りましょう!
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以下ネットの反応。
これは目が離せない。RT @bianconoce: 超重要! <英国・労働党>
【ピケティ氏、スティグリッツ氏 コービン新党首の経済顧問に】
BBC:http://t.co/sXzZ53U35l
新自由主義、リフレ派を批判
日本の野党は…
— 岩上安身 (@iwakamiyasumi) 2015, 9月 28
ピケティ氏とスティグリッツ氏、英労働党コービン新党首の経済顧問に http://t.co/V80mrj3agy 「スティグリッツ氏は、金融危機を受けて西側諸国の政府が導入した緊縮財政政策を一貫して批判してきたことで知られる」←日本の左派・リベラルも知恵を借りるべきだ。
— Delphin1995@火発の更新が第一 (@Delp95) 2015, 9月 28
日本の民主党や国民連合政府?も、これくらいのことを打ち出せば、面白くなるはず。戦争法案反対の一点ではダメ。 Reading ピケティ氏とスティグリッツ氏、英労働党コービン新党首の経済顧問に 写真3枚 国際ニュース:AFPBB News http://t.co/lgWFlkg8ml
— 畠山 大 (@hokkyodaichan) 2015, 9月 28
この組み合わせは面白いな。新自由主義の弊害が噴出しているこの世界で、新たな道を照らし出してほしい。
ピケティ氏とスティグリッツ氏、英労働党コービン新党首の経済顧問に 国際ニュース:AFPBB News http://t.co/gfFBkvfBRU
— 布施祐仁 (@yujinfuse) 2015, 9月 28
ピケティ氏とスティグリッツ氏、英労働党コービン新党首の経済顧問に 写真3枚 国際ニュース:AFPBB News http://t.co/C0KiRCapM6 @afpbbcomさんから
ほぅ。英国の労働党これからますます面白そう。
— さより (@sayori27) 2015, 9月 28
ピケティ氏とスティグリッツ氏、英労働党コービン新党首の経済顧問に 写真3枚 国際ニュース:AFPBB News http://t.co/0JnI3epiBD @afpbbcomさんから バリバリの反新自由主義者。日本の民主党に、これくらい骨のある党首がいたらね。
— o.murase (@14jcruyff) 2015, 9月 28
どちらも凄い顔触れだ。イギリスは新自由主義路線から本格的に離脱すると云う宣言なのだろうか?>
ピケティ氏とスティグリッツ氏、英労働党コービン新党首の経済顧問に http://t.co/hBvuSedhWX
— 川流桃桜@お前等良い加減にしろ! (@kawamomotwitt) 2015, 9月 28
野党とは言えイギリスでは「対米追従」「新自由主義」からの脱却への動きが強まっているようです。おそらくイギリスでは「対米追従」「新自由主義」で散々苦しめられた結果こういった動きが強まってきていると思われます。
日本はまだイギリスに比べれば「苦しみ」が足りないので多くの人が「気づかない」「本気になれない」のでしょうが、できることなら「他人のふり見てわがふり直せ」で行きたいものです。そして、”あと数カ月で”日本は一気に戻れないところまで行く可能性があることも付け加えておかなければなりません。
【改憲前夜の今だから・・】死んでも見たい!「6分でわかる自民党が憲法改正した後のスゴイ日本」アニメ動画
それにしても、イギリス(欧州でアメリカの子分筆頭)での「対米追従」「新自由主義」からの脱却というのは注目の動きですね!