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【必見】31人の兵士の日記(一次資料)から見る「南京事件」(45分):日テレに残されたわずかな良心「NNNドキュメント」で放送

投稿日:

asz

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http://lite-ra.com/2015/10/post-1564.html
4日深夜放送の『NNNドキュメント』(日本テレビ系)が、自民党が「否定」する「南京事件」を検証したのだ。その内容は、元日本軍兵士の証言や当時の日記といった“一次資料”を取りあげ、さらに矛盾や不自然な点がないか、番組取材班が徹底的に裏取りを試みるというものだった。

「南京虐殺」あるいは「南京大虐殺」とも呼ばれる南京事件だが、とりわけ日中戦争初期の1937年12月の首都・南京陥落以降に日本軍が行った捕虜や民間人の殺害行為については、これまで様々な意見や論争があった。その主たるものは、虐殺された中国人の人数についてだ。中国側は南京事件で30万人が殺害されたと主張している一方、現日本政府は「非戦闘員の殺害や略奪行為等があったことは否定できない」としつつも「被害者の具体的な人数については諸説あり、政府としてどれが正しい数かを認定することは困難である」としている。

 日本国内では、特に70年代頃から盛んな論争が続いており、論者・研究者によっては20万人から数百人と、その数字に大きな差がある。さらにラディカルな右派は「そもそも南京虐殺はなかった」なる完全否定論を展開しており、歴史研究的側面よりも政治的イデオロギーが全面にでるきらいがあった。近年のネット上でも、ネット右翼らによる“南京虐殺は存在しない”“すべてサヨクの捏造”なる論が目につくが、この度の自民党・原田議員の発言もこれに近いものだと言えよう。

番組のチーフディレクターである清水潔氏は、桶川ストーカー殺人事件など、警察・司法発表に依存しない調査報道で、なんどもスクープを重ねてきたジャーナリストだ。今回も、ひとつの証言や文献に頼ることなく、実際に現地・南京を取材し、中国人女性による証言を得た後も彼女のふるさとを訪ね家族の墓を確認するなど、徹底した裏付け調査を行っていた。その真摯な姿勢こそ、いまのマスメディアに求められているものだろう。権力を忖度し、ネット上の批判に怯え、萎縮した報道を続けるテレビ業界だ。

NNNドキュメント '15シリーズ戦後70年 南京事件 兵士たちの遺言


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以下ネットの反応。

内容的にとてもヘビーなので見終わった後は疲労感がハンパではないですが、歴史認識を深める意味で必見のドキュメンタリーです。戦後に書かれた二次資料ではなく、戦中に戦場で書かれた日記という一次資料の裏を取っていくという、限りなく真実に近づける方法で番組は構成されています。

しかし、まだ日テレでもこんな素晴らしい番組が放映できるんですね。そこには心底驚きました。

⇒日テレへのご意見・ご感想はこちらから

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