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http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/171810
内閣府経済社会総合研究所の調べによると、民主党が政権を奪取した2009年7~9月期から、政権を明け渡す12年10~12月期までの実質GDPの伸び率が「5.7%」だったのに対し、安倍政権が誕生(12年10~12月期)してから3年間(15年7~9月期)の実質GDPの伸び率は「2.4%」。つまり、同じ3年間を比べてみると、伸び率は民主党政権時代の方が安倍政権より2倍以上、数値が「良かった」のである。
「これまでもアベノミクスの失敗を指摘してきましたが、野党議員の個人的な意見という目で見られていました。しかし、今回は内閣府の公表数値です。数字はウソをつきません。安倍政権は消費税増税などを理由に言い訳するのでしょうが、民主党政権では東日本大震災がありました。それでも民主党政権の実質GDPの伸び率の方が上回っているのです。繰り返しますが、アベノミクスは失敗したのです」
「『アベノミクス』は結局、新たな成長戦略を描けなかった。やったことは異次元の金融緩和だけです。その結果、一部の大企業は潤ったが、庶民生活は追い詰められ、実質賃金は減り、消費は冷え込んだまま。一体、何だったのか」
安倍政権は、二言目には「民主党政権はヒドかった」と批判しているが、民主党政権に負けているのに、よく口にできるものだ。
国民も言葉遊びにだまされていないで目を覚ますべきだ。
私の質問に対し政府から回答(添付)が来た。2009年9月ー2012年12月まで(民主党政権3年間)の実質GDPの伸びは5.7%。2012年12月ー2015年9月まで(安倍政権3年間)の実質GDPの伸びは2.4%。アベノミクスは失敗。 pic.twitter.com/5zmdOuNpcL
— 山井和則 (@yamanoikazunori) 2015, 12月 14
実質賃金の変化に関する私の質問に対し厚労省から回答(添付)。民主党政権3年間(2009年9月~2012年12月)は1.4%減、安倍政権3年間(2012年12月~2015年9月)は3.7%減と、減少幅は2倍以上。生活は苦しくなりました pic.twitter.com/uv7LJUjd69
— 山井和則 (@yamanoikazunori) 2015, 12月 16
私の質問に対し政府(内閣府)が民間消費の統計を発表。民主党政権3年間(2009年ー2012年)は実質5.5%の伸び。安倍政権3年間(2012年ー2015年)は実質0.2%マイナス。つまり物価高を差し引けば安倍政権では実質消費は減少。 pic.twitter.com/0Smu2IoEW5
— 山井和則 (@yamanoikazunori) 2015, 12月 19
私の質問に対し政府(内閣府)が実質の民間設備投資の最新統計を発表。民主党政権3年間(2009年ー2012年)ではプラス9.9%だが、安倍政権3年間(2012年ー2015年)ではプラス4.0%と半分以下に落ち込み。アベノミクスは失敗。 pic.twitter.com/pnUGEk8Qqu
— 山井和則 (@yamanoikazunori) 2015, 12月 19
民主党政権の実質GDPの伸びは5.7%だったが安倍政権では2.4%と半分以下。安倍政権になり、株価は上がり円安で輸出型の大企業は好調だが、非正規雇用が増え実質賃金も下がり、物価高で年金生活者も収入が目減り。アベノミクスで格差が拡大。 pic.twitter.com/Xiepfx4djv
— 山井和則 (@yamanoikazunori) 2015, 12月 19
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以下ネットの反応。
安倍政権の誕生前(12年11月)→「現状」(15年9月)
●「貯金ゼロ世帯の割合」
26%→30・9%
●「生活保護受給世帯数」
約156万8000世帯→約162万9000世帯
●「非正規労働者」
1775万人(12年4~6月)→1971万人(15年7~9月)
へぇ!
— 名もなき投資家 ♥ (@value_investors) 2015, 12月 19
ネトウヨが「民主党だけは絶対許さない」とか「民主党政権に絶対に戻らせてはいけない」とか言ってたけど、実際の数字を見ると民主党政権のほうが良かったというなんとも皮肉な結果に・・・(ー ー;)
— 名もなき投資家 ♥ (@value_investors) 2015, 12月 19
ネトウヨ「民主党政権だけは絶対に許さない」
一般「民主の方がGDP伸び率上だよ」
ネトウヨ「え?(ー ー;)」
ネトウヨ「でも安倍政権で株上がった」
一般「株持ってるの?」
ネトウヨ「持ってない(ー ー;)」
一般「何か得したの?」
ネトウヨ「何も・・・(ー ー;)」
— 名もなき投資家 ♥ (@value_investors) 2015, 12月 19
>民主党政権 GDP伸び率「5.7%」
>安倍政権 GDP伸び率「2.4%」
民主党政権って「ギリシャショック」「東日本大震災」「ドバイ・ショック」「欧州債務危機」あって、それなかったらもっとGDP伸び率伸びたんだよね・・・
安倍政権は世界の株高の恩恵受けて、この結果・・・
— 名もなき投資家 ♥ (@value_investors) 2015, 12月 19
「民主党政権」の時は「超円高」で世の中暗い雰囲気だったけど実際は「円の購買力」が上がって「実質賃金は上昇」し実際の経済指標は良く「GDP伸び率も高かった」
「安倍政権の時」は「超円安」で景気良くなりそうな「雰囲気」だけあるけど「実質賃金は低下」し「GDP伸び率は民主の半分」
— 名もなき投資家 ♥ (@value_investors) 2015, 12月 19
どっちがいいのか、人それぞれなんでしょうね
「実質より雰囲気だ(安倍政権)」という人もいれば
「雰囲気より実質だ(民主党政権)」という人もいれば
「実質も雰囲気も」伴ってくれると一番いいんですけどね。
— 名もなき投資家 ♥ (@value_investors) 2015, 12月 19
実際、安倍政権になって「円安」になってから、近所の「お弁当屋さん」も「お菓子屋さん」も「コンビニ」も「居酒屋」も潰れちゃいました・・・メディアでは(広告主である)大企業の最高業績なんかがクローズアップされますけど、本当に家族でやってるような零細企業って潰れてるんですよね。
— 名もなき投資家 ♥ (@value_investors) 2015, 12月 19
民主党政権の時代のGDPの伸びもリーマンショックで落ち込んだから数字が大きくなっているとも言えますし、わずかの期間でリーマンショックから立ち直らせたとも言えます。ですから、GDPの伸び率だけで判断することはできないと思いますが、実質賃金、民間消費、民間(会社の)設備投資で民主党が勝っている所を見ると、少なくとも庶民にとっては民主党時代のほうが良かったと言えるでしょう。
その他にも、「貯金ゼロ世帯の割合」26%→30・9% ●「生活保護受給世帯数」約156万8000世帯→約162万9000世帯 ●「非正規労働者」1775万人(12年4~6月)→1971万人(15年7~9月)などの数字を見れば決してアベノミクスは庶民にとっては成功とは言えません。
その一方で、大企業は内部留保を溜めこんでいるという現実があります。
こうした数字を見れば、この政権が誰を見て誰のために政策(生活保護冬季加算引き下げ・消費税アップ・法人税減・派遣法改悪・残業代ゼロ法案・子ども手当打ち切り・障害者年金見直し・高額療養費見直しなどなど)を決定しているのかは一目瞭然です。