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http://www.47news.jp/47topics/postwar70/revelation/post_20150729123951.html
ボードンの証言と未出版の回想録によると、28日未明、発射基地地下にある発射管制室の無線が鳴った。「オー・マイ・ゴッド…」。同僚が叫ぶと、室内は騒然となる。嘉手納のミサイル運用センターから発射命令が届いたのだ。技師、副官、発射指揮官の順で3段階にわたり、送られてきた暗号が各自にあらかじめ与えられていた暗号と合うかどうか照合した結果、すべてが一致した。
「しかし、標的情報を読み上げたら(自分が担当する計4基の)ミサイルのうち1基だけがソ連向け。残り3基は別の国を狙えとあった。なぜ関係ない国を巻き込むのか。何かおかしいということになり、発射指揮官が『命令の真偽を見極めよう』と言い出した」
ボードンはこう語り、理由は分からないが、発射命令が間違って伝達されていたと明言した。沖縄にある他の三つの発射基地にも誤った命令が同時に出されていた。
ボードンは「別の国」を明らかにしないが、約2200キロ超の射程から、中国とみられる。
当時の国防長官ロバート・マクナマラは生前こんな言葉を残している。
「核戦争を防いだのは運だった。ケネディと(ソ連最高指導者の)フルシチョフ、(キューバ指導者の)カストロは理性的だった。そんな理性的な人々が自分たちの社会を完全破壊する寸前にいた。脅威は今も存在する」
20110813 元米軍兵士4人の証言・・・在日米軍の核 投稿者 egg_rice
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以下ネットの反応。
1962年のキューバ危機の際、沖縄のミサイル部隊に核攻撃命令が誤って出されたが、現場指揮官の判断で危うく発射が回避されていた事が最近になってわかった。世界は首の皮一枚で地獄行きを免れたのだ。この映画みたいな話は事実であり、エイプリル・フールの冗談などではない。
— 早川いくをへんな生きもの へんな生きざま (@phagetypet40) 2015, 4月 1
核を持ち込まないと政府が国民に嘘をついていたばかりか、日本が戦争に巻き込まれていたかもしれない!昔も今も政府は嘘をつく。 「沖縄部隊 核攻撃を」 キューバ危機で米軍誤命令 現場が回避判断 http://t.co/NlSqEjIXky #スマートニュース
— Shoe (脱原発に1票・反秘密保護法) (@Shoeonety) 2015, 3月 20
田中優「私たちは偶然の上に生きていると実感させる話。こんなことが秘密裏に起きるから、そもそもなくさないといけない。今のような政府だと核のスイッチを持たせるのは自殺行為」東京新聞「沖縄部隊核攻撃を」キューバ危機で米軍誤命令現場が回避判断 http://t.co/XuxtE66Cck
— 田中優 スタッフ (@_tanakayu) 2015, 3月 20
核戦争寸前の事態。誤命令と気づいたからよかったけれど……基地があると、こういうリスクもあるということRT 東京新聞:「沖縄部隊 核攻撃を」 キューバ危機で米軍誤命令 現場が回避判断 http://t.co/2lb7MNCboW
— シトロン i am not ABE (@kazmin_citron) 2015, 3月 17
えっ。危うく世界が終わりかけてたっていう…。【東京新聞:「沖縄部隊 核攻撃を」 キューバ危機で米軍誤命令 現場が回避判断:国際(TOKYO Web)】 http://t.co/UttbQpgSDX
— SEALDs (@SEALDs_jpn) 2015, 3月 17
キューバ危機の際に沖縄の核ミサイル部隊に誤って核攻撃命令が出されていた、というのは怖い話しだなぁ、命令通りにそのまま実行されてたら、世界終わってた。
— ごんてん (@gonten) 2015, 3月 16
((((;゚Д゚)))))))“@yukankmr: そう、今朝はこれ読んで震撼したんだった
東京新聞:「沖縄部隊 核攻撃を」 キューバ危機で米軍誤命令 現場が回避判断:国際(TOKYO Web) http://t.co/9s0k95fMdO”
— イシカワ(生きている) (@ishikawakz) 2015, 3月 16
人為的なミスで核爆弾が発射され、世界が滅亡していたかもしれないという恐ろしすぎる証言です。もしこの人たちが上司の命令に忠実に従う人たちだったらと思うとゾッとします。
そして、こういった事態は現代でも充分に起こりうることだと思います。アメリカでは9.11以降あまりにも機密情報の取り扱いを厳しくし過ぎたために、現場がその情報に触れることができず「機能不全」に陥っているという笑い話のような恐ろしい話があるのです(詳しくは「トップ・シークレット・オブ・アメリカ」)。
核爆弾で抑止力なんて話が成り立つほど人間は理性的でもないし、つまらんミスを犯し続ける存在であるということを理解しなければなりません。