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http://biz-journal.jp/2016/02/post_13933.html
では、なぜ油を替えると花粉症が治るのでしょうか。サラダ油やマヨネーズの主成分のリノール酸は必須脂肪酸ですが、体内でアラキドン酸を生成し、さらに生理活性の強いプロスタグランジンを生成します。このプロスタグランジンが炎症やアレルギー反応の原因となり、痛み、熱、腫れなどのつらい症状を引き起こします。つまり、リノール酸の摂りすぎが諸症状の元となるのです。したがって、リノール酸を減らすか、その作用を阻害すればアレルギーによる炎症も抑えられるわけです。実際に花粉症の人が服用している、抗アレルギー薬や抗ヒスタミン薬、ステロイド剤は、<リノール酸→アラキドン酸→プロスタグランジン>と変化する過程のいずれかを阻害、遮断する作用で効き目を発揮しているのです。
実は、これらの薬と同じ働きをするのが、もうひとつの必須脂肪酸であるオメガ3脂肪酸のアルファリノレン酸とDHA、EPAです。炎症やアレルギーの原因となっているプロスタグランジンの量を低下させる働きがあり、また、プロスタグランジンの元となるアラキドン酸の働きや合成を抑えます。
必須の栄養素でありながら反対の作用を持つリノール酸とオメガ3脂肪酸。この両者の均衡が保たれていればアレルギーや炎症を引き起こさずに済むのですが、現代人は総じてリノール酸過剰、オメガ3脂肪酸不足に陥っており、花粉症などのアレルギーをはじめ、いろいろな病気を発症しやすい炎症系の体質に傾いているのです。
我が家では、アレルギーや炎症を引き起こすリノール酸を減らし、炎症を鎮めるオメガ3脂肪酸を摂る食生活に替えて消炎系の体質になったことで、娘のアトピーも筆者の花粉症も治ったのです。
マスコミはリノール酸の害を報じない
リノール酸を減らし、オメガ3脂肪酸を増やす――。これを実行するだけで、花粉症だけでもかなりの数の人が救われるはずなのに、なぜこの情報が広まらないのでしょうか。
筆者がリノール酸の害を多くの学者や研究者の著書から知ったのは10年以上前の話です。そのお陰で娘も筆者もとても楽になりました。その後もリノール酸の害を訴える多くの書籍が出版されています。摂取する油をリノール酸の多いものからオメガ3系に替えるだけでつらい花粉症から解放されるのに、この情報は今でもまったく報道されないため、リノール酸過剰の炎症体質の人は増え続け、年齢性別に関係なく花粉症デビューする人が毎年誕生してしまうのです。
実は、リノール酸を主成分とする植物油や加工食品のメーカーは新聞、テレビなどの大スポンサーです。マスコミ各社は、読者や視聴者の健康よりスポンサーの利益を守り、我が身の利益を優先しているのです。
リノール酸の過剰摂取の害は、花粉症やアトピーのアレルギーだけではなく、糖尿病、高脂血症、がん、心筋梗塞、脳梗塞、うつ、認知症など広範囲に及ぶ病気を引き起こすことが報告されています。それらを報道しないマスコミの責任は大きく、それによる国民医療費のムダも莫大です。国の規制も必要でしょう。
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以下ネットの反応。
花粉症が、サラダ油とマヨネーズをやめたら治った!原料にがん、糖尿病、脳梗塞の危険! https://t.co/B3BGXosraA:全部えごま油や亜麻仁油に変えるのは無理でしょう・・・揚げ物とかにつかったら幾らかかるんだよ、キャノーラ油使う位・・・
— ヴァルノフ (@valnof0710) 2016, 2月 23
花粉症はスギ花粉より化学物質過敏症との合併症状がほとんど。サラダ油やめたくらいで中国のPM2.5の毒性が減るはずがない。:花粉症が、サラダ油とマヨネーズをやめたら治った!原料にがん、糖尿病、脳梗塞の危険! https://t.co/H4iN9P7wfE
— 青木隆志 (@jigokuhen) 2016, 2月 23
花粉症対策じゃなかったけれど、油も気をつけている。マヨネーズも自家製にしている。今年の花粉、軽くなっていますように(-人-;) https://t.co/2DAVsEzO8s
— richa (@richa_pyon2) 2016, 2月 23
花粉症が、サラダ油とマヨネーズをやめたら治った!原料にがん、糖尿病、脳梗塞の危険! https://t.co/XSDMZnUNQF 「またビジネスジャーナルの健康飛ばし記事か……」と思ったが、リノール酸低減式花粉症対策ってのは実在するらしいね
— うのはな透@2/28りょなけA11 (@unohanaT) 2016, 2月 23
へぇ~。家庭で摂取を抑えてもなかなかね。 RT @motoji_etoile: わてくしもここ1、2年はリノール酸への疑いを持っている。RT @cyzo: 花粉症が、サラダ油とマヨネーズをやめたら治った!【ビジネスジャーナル】 https://t.co/I4WdbvfHgM
— やなぎはしたかし (@taah_y) 2016, 2月 23
マヨネーズは何となく分かっていましたがサラダ油も!? 2-3年前に花粉症デビューしたパパの為にアマニオイルやえごま油に変えたいと思うのですが、高い!!花粉症がサラダ油とマヨネーズをやめたら治った!原料にがん、糖尿病、脳梗塞の危険! https://t.co/mj2TjZh7pr
— 輸入ベビー&子供服 AngeeAngee (@AngeeAngee) 2016, 2月 23
僕はオメガ3脂肪酸の効能と効果というサイトを作ったりしているのですが、オメガ3など油の摂取に関しては現代人は必ず学んだ方がいいと思います。青汁だー、乳酸菌だーよりも、よっぽど有意義なお話です。
で、
花粉症の原因としては、他にも添加物・農薬・大気汚染などあるでしょうが、一つ言えるのは昔(70年代ぐらいまで?)は花粉症なんていうものはほとんどなかったということです。ですから、なぜ最近になって花粉症の人が増えたのかという原因を探ることで、花粉症を抑えることが可能になります。
そして、この記事で話題になっているオメガ3は昔ながらの日本の食事には多量に含まれていたのです。特に魚。そして、マヨや植物油などのオメガ6系の油は戦前にはほとんど使われていませんでした。病気原因のほとんどに関わっていると言ってもいい欧米食はオメガ6が多いですし、日本では植物油ブームでサラダ油が爆発的に広まりました。戦前はオメガ3:オメガ6の摂取割合が1:2ぐらいだったのに、最近では1:30とかになってるらしいんです。
それで、体の中(すべての細胞膜に含まれる)でオメガ3は炎症を抑える系、オメガ6は炎症を進める系ですから、それで現代人のほとんどが過炎症な体質になりアレルギーや自己免疫疾患の患者が激増しているということです。アレルギーや自己免疫疾患を抑えることが多い「ステロイド」というのは抗炎症薬です。炎症を抑える薬が、対処療法で出されているという事ですね(根本的な治療には一切なりません)。
そして、アメリカではオメガ3がトップクラスの人気サプリになっていることも、これらのお話を裏付けると思います。
植物油を摂取しないようにしていると、ポテチを食べただけでのどが炎症したような感じになります。そのぐらい、普段我々が食べている食品はヤバイとも言えます(添加物・保存料・農薬なんかも)。
ぜひ、花粉症が酷い方、その他炎症系疾患に悩まされている方はオメガ3・オメガ6などの油の研究をオススメします。
追伸:えごまやあまに油は高いので、加熱用は熱に強いとされるオリーブオイルを基本にするのがいいかと思います。