ベトナム戦争からの撤退や沖縄返還を想定し、在日・在沖縄米軍基地の大幅な再編が検討されていた1968年、米国防総省が、当時未返還だった沖縄を含む日本には「日本防衛のための基地は一つもない。いくつかの部隊が副次的に、そのような任務を持っているだけだ」との認識を示し、米海兵隊普天間基地(沖縄県宜野湾市)などの大幅な基地削減を検討していたことが分かりました。
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http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-07-03/2015070301_01_1.html
米民間機関「ナショナルセキュリティ・アーカイブ」(NSA)が情報自由法に基づいて入手し、公開した米国防総省の極秘文書「日本と沖縄の米軍基地・部隊」(68年12月6日付)に明記されています。当時、米国はベトナム戦費などによる深刻な財政難に陥っていたため、基地の維持費を削減しようとしていました。
安倍政権は、日本を守る「抑止力」のためとして普天間基地「移設」=名護市辺野古の新基地建設を強権的に進めるなど、基地強化を図っています。しかし、これらは「抑止力」でも何でもなく、米国の都合次第で、いつでも増減されうるものであることを示しています。
この極秘文書を見ると米国は日本を守る気などさらさらないということがわかりますね。でも、50年経ってるんだからきっと米国も変わってるはずだと思いますか?残念ながらそうではなさそうです。なぜなら、米国は日本人どころか、自国民すら守る気がないというのを最近さらけ出したばかりだからです?
ロシアの航空機が反体制派に占拠されたイエメンからさらに200人を避難。このなかには、米国政権から自国民の避難を拒否された19人の米国人も。
米国政権がイエメン在住の自国民の避難を拒否する通知は4月3日、米国務省のサイトに掲示。米国民には自力でイエメン脱出を図るか、もしくは「安全に出国できないうちは、安全な避難場所に隠れる」よう通達されていた。
イエメンからの脱出で日本人が中国の脱出輸送船に乗せてもらったのは報道されたので知っている人も多いと思いますが、アメリカ人19人がロシアの航空機によって救出されていたことは知らない人がほとんどだと思います。
しかも、米国政権は米国民に自力でイエメン脱出を図るか、もしくは「安全に出国できないうちは、安全な避難場所に隠れる」よう通達していたというのです。
これでもまだ、米国は中国から日本を守ってくれて、日本人を助けてくれるなんて思えますかね?よっぽどかお花畑に住んでいるのなら別ですが、普通は難しいと考えるのが妥当かと思います。