日本がTPPに参加すれば、サラリーマンはひたすら安価で、1食200円台でランチが食べられるようになります。ですが、同時に健康被害を訴える人が増えることになります。そして、医療や介護ビジネスは米国企業に奪われ、薬の価格や手術の料金は法外な値段になります(現在のアメリカのように)。
スポンサーリンク
TPP参加で増える激安食品で日本に健康被害が続出するhttp://nikkan-gendai.com/articles/view/life/149950
日本がTPPに参加すれば、サラリーマンはひたすら安価で、1食200円台でランチが食べられるでしょう。ですが、同時に健康被害を訴える人が増えるでしょう。よくよく考えて欲しいのですが、安い商品は何らかの理由があるのです。アメリカの中西部から南部の農地は、化学肥料と農薬で荒廃し、ミシシッピ川の色が変わったといわれています。アメリカ産のトウモロコシは88%が遺伝子組み換え。米国は安全だと強調しますが、実際には、農家は除草剤や殺虫剤を大量にまいて栽培しています。
米国有利のTPPで手術、薬剤費が値上がり 介護も狙われるhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150710-00000018-nkgendai-hlth
「妥結間近とささやかれるTPP(環太平洋経済連携協定)は米国が日本の富をすべて奪い尽くす悪協定。これが締結されれば日本の医療はいよいよ崖っぷちです」こう言うのは外科医で医療制度研究会副理事長の本田宏医師だ。
TPP協定の内容は米国国会議員には知らされているのに、日本の国会議員らには非公開。協議参加時点で秘密保持契約が結ばれているからだ。
「その結果は推して知るべしです。医療や介護ビジネスは米国企業に奪われるでしょう。薬の価格や手術方法にも影響します。薬の特許は現在、一定の期間を経ると特許が切れ、ジェネリック製品として多くの人たちが安価な薬を利用できます。しかし、TPP導入後は特許が半永久的に続けられる危険性が取り沙汰されています。また、米国発の手術法に特許料を支払わないと日本で手術できなくなる可能性もあります」
堤 未果 「TPPのISD条項の問題点」2015.06.19
くどいぐらいTPPのことは取り上げていますが、安保法案よりも我々の生活を破壊するかもしれない事案なのに、大手メディアは日程を報道するばかりで内容をまったく報道しないので、取り上げざるを得ません。そして、そのTPPの内容は日本の国会議員も知らないという異常な条約です。
例えば、今回の話では「危険なものを食べさせて病気を増やし、増えた病人に対して薬や手術の値段を上げて収益を増やす」という仕組みがバッチリ出来上がっています。アメリカ人はすでにこの仕組みでバッチリやられており、僕が見たドキュメンタリーでは「日本はこんな風になるな」と警告すらしていました。
安保法案の陰に隠して進められ、内容が知らされていないのでツッコみどころすら見えないかも知れませんが、TPPに関して無関心というのは絶対にありえないことです。よくよく注視していくことが必要です。