どうも、Mr.Kです。
はあー、しかし今年は花粉がたくさん飛んでるんですかねぇ。
さんざんっぱら対処しているのに、ちょっとは症状が出ますから。
添加物をできるだけ摂取しないようにし、腸内環境も整えることによって、昔に比べればかなり症状は軽くなりました。
今年なんかは一度風邪みたいな感じになりましたが、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみなんてのはほとんど出ていません。
ただ、その代わりなのか知らないですけどめっちゃ肌が荒れてます。
肌荒れは忘れもしない1月30日からで、「あっ、今年も花粉が来たな」と思った日から顔や足などが荒れてきました。
そんな感じですから、花粉症を完全に克服できたわけではありませんが、今年もまた花粉に対する新たな知見が生まれましたのでそれをご紹介します。
花粉に苦しんでいる方は良かったら参考にしてください。
花粉症の特徴と対策
・副交感神経優位な時に症状は出る
緊張すると症状がおさまる、リラックスすると症状が出てくるなどのことも、自律神経のバランスの具合によって説明されている。リラックス時や就寝時には副交感神経が優位となるが、その場合に症状が出やすいという。
ウィキペディアより引用
花粉症の症状がひどくなるのは寝る時や家でダラダラしている時が多いですよね。
「あー、せっかくだらだらヌクヌクしたいのに~」という時に限って、ふがふがしてくるわけです。
対策
ということから、今年の僕は思い切った対策をしました。
それは、起きている間はなるべく副交感神経優位にせずに常に交感神経優位を保つという方法です。
具体的には、少しでもボーっとしたり、花粉の影響を感じたら、すぐに腕立て伏せを20回ほどやりました。
だいたい2時間に1回は腕立てをやってた気がします。
これは、運動することによって交感神経優位にするということです。
そうすると、やっぱりシャキッとしましたし、今年症状が悪化していないのも、この腕立てがあったからのような気がしています。
ただ、体はただでさえ花粉に対して炎症反応を起こして疲れてるのに、そこへ持ってきて運動をするからへとへとになります。
ですから、夜寝る時間や昼寝の時間がかなり増えました。
でも、起きてる間はなるべく動き回り、休むときはしっかり休むという生活にしたことによって、例年の春よりQOL(生活の質)はかなり高まりました。
外で運動しちゃうと花粉にやられますので、ぜひ屋内で体を動かしてみてください。
・花粉はかなり物理的な方法でブロックすることができる
花粉は僕らが考えているよりも、ずっと物理的な方法でブロックすることができます。
風邪のようなウイルスはものすごく小さいし、強い生命力もあるので「物理的なブロック」が難しいのですが、花粉はそれが可能なのです。
対策
洗濯物を外に干さない
我が家では3月頭までは外に洗濯物を干していたのですが、3月の頭には子供は寝られないぐらい症状がひどく、僕は風邪のような感じ、嫁は家に帰ってくると頭痛といった感じでした。
そこで、カラッとは洗濯物が乾かなくなりますし、家の中が湿気っぽくなるしで嫌だったんですが、室内干しに変えました。
そうすると「なんということでしょう」が待っていたのです。
家族全員の症状が目測で7割ぐらい減ったのです。
これには、室内干しによる加湿効果(花粉が床に落ちて舞わない)もあると思います。
家の中がジメッとして、半渇きの服を着ることになりますが、花粉の症状の減り方からしてもやるべき対策です。
掃除機をかけまくる
あとは、とにかく掃除機をかけまくるというのも単純ですが効果があります。
朝と晩にかけると全然違います。
外から帰ってきたときは玄関前で1分は花粉を払う
できれば、ハタキなんかがあれば最高ですね。
特に子供には厳しくしつけましょう。
あとは、マスク、メガネはもちろんですが、服の種類、髪の長さなんかでも花粉の付き具合というのはかなり変わってきます。
花粉はブロックすればするほど症状が軽くなるので、ぜひいろいろと試してみてください。
そして、外で花粉を吸いこむのはしょうがないとしても、家の中だけでも花粉を少なくしてください。
花粉はよく言われる自分が体内に持ってる花粉コップが一杯になったら症状が出るものだと僕も思うので、花粉を吸う総量をできるだけ減らしましょう。
花粉症と食べ物
そして、花粉症は食べ物を変えることによってかなり改善することができます。
お薬をもらう”対症療法”ではなく、根本から治す”原因療法”です。
僕が気をつけているのは以下の4点です。
乳酸菌を摂取して腸内環境を良くして免疫バランスを整える
オメガ3とオメガ6のバランスを改善して、炎症のバランスを整える
無添加食品にこだわり体を正常に動くようにする
無農薬食品を食べて体に変なモノを入れない
では一つずつ簡単に見ていきます。
乳酸菌を摂取して腸内環境を良くして免疫バランスを整える
乳酸菌は有名なのでポイントだけ。
免疫系はTh2とTh1という細胞がバランスを取っていて、Th2はIgE抗体を産出し、IgE抗体はヒスタミンを産出して炎症を活性化します。
そして、花粉症の人はTh2が過剰になっているので、炎症が活性化されすぎてくしゃみ・鼻づまり・目の赤み、涙などが出るそうです。
で、乳酸菌は腸内環境を良くすることによって?免疫系のバランスを取ることができ、Th2を抑えることができるそうです。
そして、いろんな乳酸菌が花粉症に効果があるという実験結果や宣伝がされています。
でも、乳酸菌は他の人に効果があったからと言って自分にも効果があるとは限りません。
なぜなら、腸内細菌叢は一人一人違うため、どの乳酸菌が効果的かは試してみないとわからないのです。
そこで、オススメなのはケフィアです。
ケフィアは様々な乳酸菌が含まれているので、自分に合った「当たりの乳酸菌」を引く可能性も大きくなります。
僕はケフィアを食べるようになってから、相当花粉症が改善しました。
オメガ3とオメガ6のバランスを改善して、炎症のバランスを整える
オメガ3(魚・えごま油など)とオメガ6(植物油など)のバランスの話も最近はけっこう有名になってきましたよね。
戦後魚を食べなくなり、植物油ばっかり使うようになったために病気が増えたという話です。
これは、実はけっこう納得の行く話でオメガ3は炎症を抑える働き、オメガ6は炎症を進める働きがあるものなんです。
それで、炎症を進める側(オメガ6)ばっかり食べてるから、炎症が深く関係していると言われる病気(アレルギー・炎症性疾患・自己免疫疾患)などが急増したと言われています。
僕はこの話を知ってから、オメガ3の摂取量をサプリ・油などで増やし、オメガ6の摂取量を減らしました。
加熱用油をオリーブオイル(オリーブオイルはオメガ9です。オメガ3は酸化しやすいので加熱には向きません&高すぎます)に変更したり、植物油が使われているお菓子などを避けています。
オメガ3とオメガ6のバランスを考えた生活を数年続けた結果、かなり花粉症が軽くなった気がします。
無添加食品にこだわり体を正常に動くようにする
添加物は良くないということは当たり前すぎて誰も言わないのかわかりませんが、あまり言及されていないですよね。
それでも、僕たちがかかるあらゆる病気に大きく関わっていると僕は考えています。
たとえば、花粉症だけのことを考えてもそれは言えます。
添加物の1種で防腐剤というモノがありますが、防腐剤が腸内に入ると善玉菌は激減してしまい、再び腸が動くようになるまで15時間かかるという話もあります。
3食防腐剤入りの食品を食べている人は、ほとんど腸が動いていない可能性すらあるのです。
大腸がんが爆発的に増えたのももしかしたらこういったことが原因の一つにあるのかも知れません。
無農薬食品を食べて体に変なモノを入れない
農薬もヤバいですよね。
虫や草を殺すものが、人間を殺さないとは言えませんよね。
そう、かの官房長官が言ったように「ただちに健康に影響はない」のかも知れませんが、積もり積もって僕らを殺しているのかも知れません。
日本は単位面積当たりの農薬使用量が韓国と並んで世界トップです(しかもダントツで)。
さらに、作物当たりに許可された農薬の使用量もおそろしく緩い基準になっています。
食べ物まとめ
日本人が昔から食べてきた食べ物を、ふつ~に食べていればいいのですが、それがとんでもなく難しくなっているのが現代社会です。
科学の発展によって我々は幸せになったのか、それとも・・・なんてことが言いたくなっちゃうような今日この頃です。
僕は大地を守る会というネットスーパーで無添加・無農薬食品を買っています。
値段は普通のスーパーよりは高いですが、健康で働けること先々の病院代、QOLなんかを考えたら安いものです。
しかも、抜群に美味しいですしね、外食なんてできなくなりますよ。
【おまけ】城島茂は花粉症を克服
ネコアレルギー持ち。花粉症、金属アレルギー持ちでもあったが、料理をしていくうちに克服した。
ウィキペディアより引用
TOKIOのリーダーである城島茂は、食べ物を変えることによって花粉症を克服したそうです。
確か以前ウィキペディアを見た時は、数年はかかったと書いてあった気がします。
感作が一旦、成立すると、原則的に花粉症の自然治癒は困難である。病原菌などに対する免疫と同様、「花粉は異物である」との情報が記憶されるためである。
ウィキペディアより引用
食べ物を正して、免疫機能を正常・強化しても、「花粉は異物である」という記憶がなかなか抜けないから、数年かかるということだと思います。
僕も花粉症の完全克服を目指してますが、なかなか簡単ではありません。
それでも、徐々に症状は軽くなっています。
ぜひ皆様も食べ物を見直すなどして、体を正常にすることにより、花粉症を克服しましょう。