黒柳徹子が「琉球新報」で「どんなことがあっても沖縄の意見を尊重すべき」「平和憲法は絶対に変えてはいけない」
そんななか、あの黒柳徹子が沖縄の基地問題について発言し、話題になっている。沖縄の地元紙「琉球新報」が3日付で黒柳のインタビューを掲載。そこで黒柳は、戦争と平和について語るとともに、沖縄の基地建設問題について、言葉を選びながらも率直にこう語っている。「沖縄の方はみんな嫌だって言っているのよね。住んでいる人たちの意見を尊重すべきだと思います」
「選挙の結果も知っています。(知事も名護市長も)反対だというのは知ってます。私は住んでいる人たちの意見を尊重すべきだと思いますよ。どんなことがあってもね」(琉球新報より、以下同)「この間の戦争だって、知らないうちに始まっちゃったでしょ。気が付いたら真珠湾を攻撃していた。子どもの感覚でしたが、勝ってる勝ってると言いながらどんどん物がなくなっていくんですよ。食べる物が。私たちの年代はお菓子なんて食べたことがない」
「戦後、戦争責任を考えたときに、私はスルメがほしくて兵隊さんを見送ったけど、行くべきではなかったと後悔しました。でも国の教育がそうでした。必ず勝つと思っていました。戦争は怖い、どんな希望も失われる、愛している人もどっかへ行って死んじゃうんだって、子どもたちに教えないといけない」
「あんまり戦争を知らない人がどんどん増えてくると、怖いと思います。戦争って考えもつかないことが起こるんですものね。だって沖縄だってそうでしょう。米軍が上陸するなんて考えてなかったでしょう。そういうところで日本の軍隊が死ねってね、自害するものを渡したり。戦争がなければこんなことは起こりませんよ」
「絶対戦争はしない国だし、それを誇りとしているという憲法を変えようという動きには心配しています。平和憲法は絶対に変えてはいけないです。絶対に戦争はいけないんです。どれだけの人が死んだか。300万人ですよ。将来のある若い人たちも」
「守るべきは平和と自由しかないと植え付けないといけない。だって今、いろんなことを決めている人たちは兵隊に行かないんだから。お母さんたちは今、自分の子どもが兵隊に行くんじゃないかと心配しているが、子どもたちの中には戦争ってかっこいいと思っている子もいるかもしれない。でもかっこよくも何でもない、平和が大事だと教えることが大事だわね。何としてでも」
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以下ネットの反応。
女優の黒柳徹子さんが現政権の行いに明確にNOを突きつけています。必読です。|黒柳さん「辺野古、住民意見尊重を」 9条「変えてはいけない」 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース https://t.co/re8PYHNc8N
— Shinta Yabe (@257syabe) 2017年1月4日
黒柳徹子さん
辺野古の新基地建設について
「沖縄の方が嫌と言っているなら造るべきじゃない」
憲法改定について
「平和憲法を変えることは絶対してはいけない。(自分で仕掛けた侵略)戦争で300万人もの人が死んだ。将来ある若い人たちも」https://t.co/5CnGvEnUyH— 岡口基一 (@okaguchik) 2017年1月3日
【スルメほしさに】スルメが肝でしょ!黒柳徹子「戦後、戦争責任を考えた時、私はスルメがほしくて兵隊さんを見送ったけど、行くべきではなかったと後悔しました。でも国の教育がそうでした」兵士の出征を見送りに行き、日章旗を振ったことが、苦い記憶https://t.co/P9wCJ7P7Vy
— 水 (@yzjps) 2017年1月8日
〜 黒柳徹子さん「辺野古 住民意見尊重を」 琉球新報〜
「戦争をしない」ことと国の安全保障は別物でしょう?
なぜ、無理やりこじ付けて防衛力を剥ぎ取ろうとする?著名人を使って国民を扇動するな。言うは易し。この人は何の責任も取らないし専門知識も解決策も何も無い… pic.twitter.com/P7KCEyMBsz
— オッキナム (@okkinawan) 2017年1月3日
黒柳徹子さん[琉球新報]のインタビューに応じる「基地造るべきじゃない」9条「変えてはいけない」~ネットの反応「もう徹子はこれ喋った記憶もないかも知れん」 https://t.co/CHDuptDlRr
— アノニマス ポスト (@anonymous201504) 2017年1月4日
経験者の話は説得力が違います。若い人は戦争を知っている世代の声に耳を傾けましょう。