家を建てる30代頃はまだまだ元気で、将来子どもが巣立って夫婦2人暮らしになるとか、体が動かなくなって掃除や炊事もままならなくなり、ホームに入らなければならなくなるという未来は想像しにくいでしょう。だから郊外に広い家を買ってしまいがち。高齢者になってはじめて、家が資産になるどころか、始末に困る代物であることに気づく人が多いのです。「資産形成になるから」と無理をして建てた場合、家だけが残って現金が十分残らないでしょう。これでは下流老人になってしまいます。
中古住宅にきちんと値段が付く欧米と違い、日本は圧倒的に新築信仰の国です。そもそも日本では買った瞬間に住宅の価値は下がり、一戸建てでは築20年ほどでゼロになってしまう。こんな状況が続く限り、住宅=資産という図式は成り立ちません。むしろ、お金を生まず、税金ばかり取られるという、「マイナスの資産」になる危険性が高いのです。
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以下ネットの反応。
持ち家は下流老人への近道!不動産=資産という幻想を手放せ https://t.co/j7eLtvYyb6
これはわかる。家維持するのって体力もお金もかかるし、身体が不自由になって車も運転出来なくなったら、駅近のマンションが生活するには一番効率いいと思う。
— みか@小判鮫 (@mikawannko) 2017年1月31日
持ち家はカネを生み出さないから、買うなら中古商業ビル1棟買いかマンション1棟買いしてその1フロアを自分の居住区にし残りは貸し出したらいいんやで╭( ・ㅂ・)و ̑̑ !
持ち家は下流老人への近道!不動産=資産という幻想を手放せ https://t.co/zjXLXPl9bQ
— 三島丈拡 @34ma (@34ma) 2017年1月31日
下流老人かどうかは知らないが、持ち家信仰は幻想 / 他3コメント https://t.co/cveRtkkudO “持ち家は下流老人への近道!不動産=資産という幻想を手放せ|DOL特別レポート|ダイヤモンド・オンライン” https://t.co/ylMbaHK5IM
— 空き家ブロガー (@cbwinwin) 2017年2月3日
賃貸は高齢になると借りられないし、大体、女性の場合は隣や上下に誰がいるかわからないのが嫌。 RT 持ち家は下流老人への近道!不動産=資産という幻想を手放せ https://t.co/Cs6AZ4dIcu #スマートニュース
— Dorian(ドリアン) (@dorian5963) 2017年2月1日
下流という表現に違和感あるけど、確かに親の持ち家信仰に洗脳されてた。今は家を売却し、賃貸に戻ってよかったと思ってる。
持ち家は下流老人への近道!不動産=資産という幻想を手放せ(ダイヤモンド・オンライン) https://t.co/6aejoN7tjg
— ふくろう (@k2727sk38) 2017年2月1日
家買っちゃった人はしょうがないですが、将来購入しようと思ってる人は読んどいた方がいい記事ですね。今後は賃金は上がらないでしょうし、面倒見てくれる子供はいないし、老朽化した原発の事故もあり得るでしょう。
終身雇用で老後の保障がしっかりしていた昭和とは違いますので、夢のマイホームは重荷になることが多いでしょう。昭和の「持ち家信仰」に流されちゃうと、今後はつらい展開が待っていそうです。