りゅうちぇるの激論番組での意見が真っ当すぎる! 空気を読んだ保守的主張だらけの中で多様性を肯定し続ける勇気
また、日韓関係について討論した回では、デヴィ夫人や評論家・古谷経衡が「竹島はサンフランシスコ条約で国際法的にも日本の領土」「韓国の人は竹島に行ったことがあるの?」などと竹島問題についてケンカ腰で韓国を批判。それに対し、一般参加者の日本人学生が「半分半分じゃダメなんですか?」と言うと、りゅうちぇるは「そう!めっちゃ言おうとしてた!」と“竹島半分こ論”に同調した。
りゅちぇるは、社会一般が考えるスタンダードなイケメンや、男らしさ、夫、父親などというものに、まったく興味をもっていない。自分らしくあり続けること、異物であり続けることで、「ふつう」を押しつけ異物を排除しようという空気に、自身の身を呈して、抵抗しているのだ。
そういう意味では、りゅうちぇるには覚悟があると言ってもいいだろう。リアクションの良さを買われ、あっという間に売れっ子になったりゅうちぇるだけに、当然ながらバラエティの空気は十分に読めているはずだ。空気を読んだうえで、でも空気に乗っかるのでなく、自分の意見を表明する。空気を読み予定調和を崩さないことに汲々とするお笑い芸人たちとは大違いだ。多様性に対する信念と覚悟があるからこそ、自分の知識のなさを怖れて中途半端な知識や権威に安易に迎合することもない。りゅうちぇるは、いまの閉塞しきったテレビのなかで、本当に貴重な存在だ。
今後も批判や炎上にさらされることもますます増えるかもしれないが、どうかりゅうちぇるには口をつぐまず、異物を徹底的に排除しようとするこの社会の空気に抗い続けてほしい。
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以下ネットの反応。
へえ、りゅうちぇるって「竹島は日本と韓国が半分半分にすればいい」と堂々と言ったり、堀江貴文が「カジノは沖縄に誘致すべし」と発言したら、「無人島に作ればいい。沖縄にカジノはいらない」と反論したんだ。すごい見直した。沖縄出身者の底力だなhttps://t.co/lhoNpThDdK
— 盛田隆二📎🖇 (@product1954) 2017年2月5日
《りゅうちぇるは、討論バラエティ『好きか嫌いか言う時間』に論客としてレギュラー出演しているが、そこでのりゅうちぇるは、同じくレギュラーの坂上忍やブラマヨの吉田らが支配している番組全体の空気に抗い続けている。》
りゅうちぇる最高!https://t.co/LPTAuPkFKh— BuddyLee (@playmate62) 2017年2月5日
保守的主張だらけの中で多様性を肯定し続ける勇気
今テレビは
〜坂上忍や松本人志に代表されるようなマッチョ親父的説教トークや、小藪千豊やブラックマヨネーズ吉田敬のように世間のネトウヨ的空気に媚びるようなものばかり。
https://t.co/z0cwKFwdVy— The Gube (@chiharu_shiga) 2017年2月5日
『たとえば、「竹島、半分こ」に対して「お花畑」「じゃあ、ぺこを半分こしてみろ」と批判された』
「『そこまで言って委員会』脳に染まったブラマヨ吉田」https://t.co/rsO467WY9d
— テツ (@tetsu2015) 2017年2月5日
りゅうちぇる頭いいな!「日本的な職業は日本人がやるべき!」の反論→「中華料理店とかイタリア料理店も全然日本人がやってるし、普通においしいし。だから、そういうの(日本的な職業は日本人がやるべきというような考えは)古いと思う」
https://t.co/YarBsrFR18— 宮越里子 (@osonodoyo) 2017年2月5日
実はいろいろ考えているのかも りゅうちぇるhttps://t.co/OPSF4BbkgH
— 岡口基一 (@okaguchik) 2017年2月5日
@tim1134 こういった番組を見てないのでわからないけど、芸能界でも右傾化した人たちが幅を利かせてるんですねえ。りゅうちぇるさん頑張って。
そして照美さんも! 今日、プレイボーイ買います。https://t.co/dJqlicGY2r— しんのすけ (@takudorashin) 2017年2月5日
テレビを見ないんで知りませんでしたが、りゅうちぇるってこんなこと言う人だったんですね。サラリーマンみたいなクソつまらない芸人ばかりの中でこういった存在は貴重ですね。