第2次安倍政権になってから早々に何度も何度も行われてきている安倍総理とマスコミ幹部との夕食会は、場合によっては、『刑事罰の対象になる行為』であることも考えられると京都大学大学院法学研究科教授(刑事法)の高山佳奈子氏が指摘しました。
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首相・安倍氏と大手メディア幹部と会食。門奈直樹さん(立教大学名誉教授)の話 消費税増税の大キャンペーンを張る裏で時の最高権力者と会食し、自らの利権を守る新聞への軽減税率導入を図るなど、日本のメディアは異常だと思います。 pic.twitter.com/aXxbcNRVyW
— しんぶん赤旗 (@akahata_PR) 2013, 4月 13
「安倍首相と大手メディアの要職の方々との夕食会は、場合によっては、『刑事罰の対象になる行為』であることも考えられる」——。極めて重要な指摘をしたのは、京都大学大学院法学研究科教授(刑事法)の高山佳奈子氏だ。
首相と夕食会というのをマスメディアの要職の方々がずーっと何十回も繰り返しているということがあり、これが国会でも質問の対象になりましたけれども、『私的に行っていることなので、明らかにならない』ということだったと思います。
でも、場合によっては、これは圧力をかけたり、それから裏取引をしたりということは、場合によっては『刑事罰の対象になる行為』であることも考えられるんですね。
『業務妨害罪』であるとか、あるいは民間の『贈収賄罪』というような犯罪類型もございます。これは、これから時間をかけて徹底的に明らかにしていくべきことではないかと思います」
岩上「これは要するに、権力とメディアが、一種の談合を行った場合、情報をそれで歪めるということは、贈収賄罪が成り立ちうる、と。すごい重要な指摘ですね」
高山氏「たとえば、嘘の情報を意図的に流すということが実際に行われているという、私に直接関係する問題点でもそういう経験がございましたので、これは本当に、市民たちの判断を直に誤らせることになってしまいますので、真実を解明する必要があると考えています。
「安全保障関連法案に反対する学者の会」100人記者会見 京都大学大学院法学研究科教授(刑事法)高山 佳奈子氏
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以下ネットの反応。
さすが、高山佳奈子先生!
惚れてしまった! http://t.co/HrrJVXa9yJ
— 西村 卓 (@taku_kamiigusa) 2015, 7月 23
いつから首相とメディアが普通に会食するようになったのだろう?これって都合のいい情報のみ流してね!って事に繋がるから収賄って言うんじゃないのか???( ̄□ ̄;)
#アベ政治を許さない
http://t.co/OzJcIWaFeW
— ボルゾイのマックスくん(*´∇`*) (@goodboy_max) 2015, 7月 22
そもそも海外の民主主義国のメデイアでは政治権力者とメデイア関係者が会食など常識では考えられない。それだけで誤解を呼ぶからだが日本のメデイアのトップは喜んでほいほいただ飯を食って安部晋三にひれ伏している。羞恥心というものがあるのか?
http://t.co/lQe03Y9c5o
— Ohno Kyoji (@kyojiohno) 2015, 7月 22
食事という贈収賄でしょう。刑事罰で安倍とともに官邸の安倍の取り巻きを一網打尽にできないでしょうか? http://t.co/XCHeABbhaZ
— 田中 良直 (@tomorrow_1958) 2015, 7月 22
メディアとの飲み食いは報道を買収し歪めている!... http://t.co/UGWuRyuoak
— 大脇 友さん (@oowakitomosan) 2015, 7月 22
メディア=国民と共に権力を監視する役割
政権=憲法の下国民に変わり政策を決めていく
ツイッターでも言っておられる方がいますが、諸外国では「政権トップとマスコミのトップ」が会食するなんてことは考えられません。それだけで癒着しているのではと疑われ、すぐさま政権転覆の危機につながるからです。
しかし、日本ではメディアの役割というのは忘れられて(忘れさせられて)しまったので、政権のトップと何十回ご飯を食べようが糾弾される声が大きくなることはないのです。今回京大の高山先生が指摘してくれましたが、我々もこれまで以上に厳しい目で政権を監視していかなければなりません。