日本は単位面積当たりの農薬使用量が世界一というOECDの報告があります。
http://www.jcpa.or.jp/qa/a6_06.html
単位面積当たりの使用量で比べると
OECD加盟国の2003年の農薬使用量を全耕作面積で割った比較では、アメリカを基準とすると日本が約8倍、韓国が約7倍、英国が約3倍、フランスが約2倍で、この統計と比べても“アメリカの7倍”と言う数字は現在も同様の傾向を示していると言えます。ただしここで注意すべきは、単純に単位面積当たりの農薬使用量の多寡でもって環境負荷にまで言及すべきではないことです。農産物の安定生産に必要な農薬使用量は病害虫の発生量、品種による病害虫に対する抵抗性の違い、農耕・栽培形態の違い、農薬の性能や残留性などの違いから変わってきますし、気候や生物循環のスピードも環境負荷に大きな影響を与えるからです。
なるほど、使用量は世界一だけど、ことは単純ではないということですね。
ただ、下記の記事のように農薬の使用量と自閉症・広汎性発達障害の有病率がピッタリとリンクしているという報告もあります。
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/242962
岩上「単位面積あたりの農薬使用量は、圧倒的に日本と韓国が高いんですよね。それと、自閉症・広汎性発達障害の有病率が、ぴったり相関しているんですね。これは、本当に驚きです」
黒田「偶然の一致とは思えない。因果関係がありますよね」
ハッキリとした結論は出ないでしょうが、「農薬からは逃れた方が良さそうだ」ということは十分に言えそうです。