夏の暑さを閉じ込めておいて冬に使うエネルギー貯蔵システム「MOST」が実用化にむけ研究中
うだるような夏の暑さに襲われている時に「どうせならこの暑さを貯めておいて、冬に暖房として使えたらいいのに」などと思ったことがある人もいるはず。現実には熱エネルギーをいつまでも保ち続けることは難しく、夏の暑さを冬に活用することは容易ではなかったのですが、新たに開発が進められているシステム「MOST」は、全く別の方法を用いることで熱を分子の中に閉じ込めて再利用することが可能なシステムとなっています。
特殊な分子の中に熱エネルギーを別の形で蓄えることで保存しておき、必要なときに熱に変換してエネルギーを取り出すという仕組みとなっています。
「この異性体に収められたエネルギーは、最大で18年間にわたって保存することが可能です。そのエネルギーを取りだして使用する段階では、予想していたよりも多くの熱を取り出すことができました」
その際に発生する熱により温度がセ氏20度だった水を83度にまで加熱することが可能で、温められた水は暖房などに利用することができます。また、触媒を通った異性体の分子は元の構造に戻るため、再びソーラーシステムに循環させて熱を取り込むことが可能。2028年までの実用化を目指しているとのことです。
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以下ネットの反応。
うおおおおすっげえ。夢物語が実用化目前かよhttps://t.co/wSwLzioHNl
— 時下 (@tokisimo) 2018年10月13日
【夏の暑さを冬に使う!?】
夏の暑さをエネルギーとして貯蔵できるかもしれないそうです!
環境への負荷や費用の面で課題山積ではあると思いますが、こうした技術の開発は大切です。
是非とも実用化して欲しいものですね(^O^)https://t.co/rYqBNFCMXF— 信州大学繊維学部環境学生委員会 (@ESCseni) 2018年10月14日
夏の暑さを閉じ込めておいて冬に使うエネルギー貯蔵システム「MOST」が実用化にむけ研究中 - GIGAZINE https://t.co/2q77nn5HQP
炭素と水素、窒素からなる「特殊な分子」の中に熱エネルギーを別の形で蓄えることで保存しておき、必要なときに熱に変換してエネルギーを取り出すという仕組み pic.twitter.com/Cznydh2Bzp
— 世界四季報(セカ報) (@4ki4) 2018年10月14日
なにこれすごい(๑°ㅁ°๑)https://t.co/nImkVHl3nG
— 雪島❄ (@nonixyhp) 2018年10月13日
夏の暑さを冬に使うアイディア、すばらしい!世界的に役立ちそうな研究に日本も国を越えて資金援助すればよいのでは?そういった仕組みがあるかしらないけど。#エネルギー #温暖化https://t.co/lSWHLfC4Kx
— kamariyan21 (@a85970182) 2018年10月14日
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俺たちが憧れた化学って感じがある
— はやしくんさん (@tree0_0tree) 2018年10月14日