戦中・戦後の食糧難を教訓に、米、麦、大豆の優良種子の安定供給を都道府県に義務付けた「主要農作物種子法(種子法)」が四月に廃止されたことを受け、岐阜県議会は自民などの超党派で「種子条例」を制定する方針を決めた。来年の二月定例会で議員提案し、可決される見通し。種子法廃止には、「種子供給に外資系企業などの参入を招く」といった警戒感が広がっていた。条例制定で、種子の安定供給に県が引き続き責任を持ち、市場任せにしないことを明確にする。
同様の条例は埼玉、新潟、兵庫、山形、富山の五県で制定されている。長野県も、来年六月の県議会定例会に条例案を提出する方針。今後、各県に動きが広がる可能性がある。
米農家でもある岩井豊太郎県議(自民、県農業会議会長)は「種子法廃止は安倍政権の成長戦略の一環だが、農家として将来への不安がある。日本の種子を守らなければならない」と話している。
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以下ネットの反応。
岐阜県でも種子条例ができるそうです。議会過半数を占める自民系会派が条例案検討を他会派によびかけ、公明・共産・旧民進系の全会派が加わって進められてきたとのこと!来年2月定例会議員提案し、可決される見通しです。 pic.twitter.com/eJniWS3FgQ
— 内田聖子/Shoko Uchida (@uchidashoko) 2018年12月26日
残念ながら種子条例は種苗法やTPPのラチェット条項で無効化又は阻止される。自民党が種子条例に乗るのは選挙前だけ農家の支持が欲しいから。選挙が終わればぶち壊す。 https://t.co/uHVXf1SWn7
— 悪いひと (@SZYVOsJuuWPJexa) 2018年12月25日
岐阜県も種子条例制定する方針へ。
可決されておくれ。 pic.twitter.com/efbnDpqsMr— まあ子 (@maaaacodes) 2018年12月23日
岐阜県議会では超党派で種子条例を議員提案することを目指して条例検討会が発足しています。私もその一員。
自公政権によって廃止された種子法ですが、地方議会では党派を超えて種子を守りたい。
岐阜県に種子条例 県議会制定へ:一面:中日新聞(CHUNICHI Web) https://t.co/N0cWe2uQUu
— 中川ゆう子 (@nakagawa_yuko) 2018年12月24日
岐阜県が種子条例を制定するようだ。自民独占の岐阜県議会が、賢明な判断。保守も、安倍政権には危機感を持ってる方も増えているのでは。水道民営化反対と共に全国に広がって欲しい。大切なものは命だから。 pic.twitter.com/Eb5DyClTKW
— 小森忠良(立憲民主党 岐阜市) (@tadayosh2) 2018年12月24日
種子条例
各都道府県で面白い動きになってきました
種子法に代わる種子条例が新潟県、兵庫県、埼玉県に続いて 山形県と富山県でも制定されました。北海道、長野県、宮崎県でも検討して条例を作ることになり、栃木県も自民党の県議さん等を中心に条例制定委員会ができました。https://t.co/WDkVWdRAQn— かなりかなりあ (@southern_comf) 2018年12月27日
岐阜県に種子条例 県議会制定へ | 1面 | 朝夕刊 | 中日新聞プラス https://t.co/TRanf0W1Ve#凶人安倍幕府 が #維新 と協力して「#種子法廃止」を強行して8ヶ月余りが経つが、新潟県など5県に続いて岐阜県でも独自条例を制定し、国民にとって大切な「種子」を守ろうとしているのは良いことだ! pic.twitter.com/B4Jr6XWW5M
— ステイメン@打倒!凶人安倍! (@deskain) 2018年12月24日