参院予算委員会は12日午前、理事懇談会を開いた。与党は、野党が求めていた安倍晋三首相出席の集中審議開催を拒否した。95歳まで生きるには夫婦で2千万円の蓄えが必要と試算した金融庁金融審議会の報告書に関し、野党は安倍政権を徹底追及する方針で、参院選を前に、与野党攻防が激化した。野党は、麻生太郎副総理兼金融担当相が報告書受け取り拒否を表明したことを報告書が「消された」と批判した。
自民党の森山裕国対委員長は記者団に「政府は報告書を受け取っておらず、予算委にはなじまない」と、衆参の所管委員会での議論が望ましいと指摘した。
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以下ネットの反応。
金融庁設置法第七条
金融審議会は、次に掲げる事務をつかさどる。
一 内閣総理大臣、長官又は財務大臣の諮問に応じて国内金融に関する制度等の改善に関する事項その他の国内金融等に関する重要事項を調査審議すること。自身が法律に基づき諮問した報告書を「受け取らない」と麻生大臣。 pic.twitter.com/ytyj84HDeR
— 蓮舫・立憲民主党(りっけん) (@renho_sha) 2019年6月12日
年金不足2000万円問題、私にもたくさんの怒りのお便りが。
うちの秘書が一言
「100年安心」なのは「年金生活」でなく、「年金制度(の収支)」だったんですねと、、(怒)
— 小川淳也 (@junyaog) 2019年6月12日
「集中審議は開かない」
自民党筆頭理事の発言。つまり参議院予算委員会で安倍総理出席の審議は行わない宣言です。
集中審議を開く方向で話していたものが、一転、拒否。前回の理事懇と今日の理事懇の間にあったのは決算委員会です。総理の意思、自民党執行部の意思、どちらの判断なのか。 pic.twitter.com/l881Jonso3
— 蓮舫・立憲民主党(りっけん) (@renho_sha) 2019年6月12日
まっとうに仕事をして、まっとうな報告書をまとめた金融庁の役人が、にわかに悪者にされている。政府内にも与党内にも事前説明はしてあったはずだ。
— 前川喜平(右傾化を深く憂慮する一市民) (@brahmslover) 2019年6月11日
麻生金融相が、自分が諮問した報告書を、生活費が2千万円不足するなど記してあるので受け取らないという。選挙に不利だからという理由でしかない。でもこれは事実ではないのか。事実を隠蔽するのでなく、反省して、如何にしたら老後も安心できる社会になれるかを真摯に国民に示すことではないのか。
— 鳩山由紀夫 (@hatoyamayukio) 2019年6月11日
金融審の報告書問題。
これまで、会ってない、作成してない、廃棄した、覚えてない、
事あるごとに逃げ口上。
そこに今回の「受理しない」。
内容も見て理解したけど、容認しない意味か?
でも麻生大臣は金融担当大臣だから報告書をまとめた金融審の直属「上司」。
上司のこの言い訳は苦しい。— 小野次郎 (@onojiro) 2019年6月11日
「人生設計を今のうちから考えていかないといけない」
↓
決算委員会↓
審議会報告書「受け取らない」自分が諮問し「ある」ものを「ない」と言う麻生大臣。
麻生財務相“老後は2千万円赤字”火に油注いだ記者団に語った中身 (2019年6月8日) - エキサイトニュース https://t.co/vzN6lOU01p
— 蓮舫・立憲民主党(りっけん) (@renho_sha) 2019年6月11日
TBS。年金問題。金融庁の報告書について、与党幹部は政府に「金融庁だけの問題にせず、政府としてしっかりと国民に説明」することを求めたらしいですが、政府が報告書を受け取らないので予算委員会の開催は必要ないといい、参院・予算委理事懇でも総理入りの集中審議を拒否と。安倍さん隠しかー #年金 pic.twitter.com/IqYS0ITaor
— YAF (@yagainstfascism) 2019年6月12日