高果糖コーンシロップとか高フルクトースコーンシロップと聞くと馴染みがないかも知れませんが、ブドウ糖果糖液糖・果糖ブドウ糖液糖と聞けば知ってる人が多いかと思います。
アイスや清涼飲料水なんかにはほとんど入ってますもんね。
ブドウ糖果糖液糖・果糖ブドウ糖液糖なんて名前だと、「フルーツ由来の成分なのかな」なんて考えてしまいますが、実はコーンから作られたものだったんですね。
しかも、遺伝子組み換えコーンを使っているとか。
そんな、遺伝子組み換えコーンシロップがもたらす危険について言及している記事がありました。
ブドウ糖果糖液糖・果糖ブドウ糖液糖はアイス・ジュース・お菓子・冷凍食品など多くの加工食品に使われています。
http://biz-journal.jp/2015/04/post_9554.html
さらに、私たちが日常的に口にする甘味料で注意しなければならないのが、高果糖コーンシロップです。これは異性化糖、果糖ブドウ糖液糖、あるいはブドウ糖果糖液糖などとも呼ばれます。呼び名によって、ブドウ糖や果糖の含有量などに多少の違いはありますが、ほぼ同じと考えていいでしょう。
高果糖コーンシロップは、飲み物だけでなく、スイーツ、惣菜や冷凍食品などの加工食品にも幅広く使われています。アイスコーヒーやアイスティーなどに入れるガムシロップも、この高果糖コーンシロップです。原材料はコーン、つまりとうもろこしですが、そのとうもろこしは遺伝子組み換えによって作られたものです。
高果糖コーンシロップは、実は砂糖よりも激しく血糖値を上昇させるといわれています。しかし、コストが安いため、あらゆる食品に甘みをつけるために使われているのです。血糖値の問題だけではなく、その延長線上にある肥満や糖尿病などの原因になることもあり、アメリカでは使用禁止の運動も展開されています。
http://diamond.jp/articles/-/42181
まず、高フルクトース・コーンシロップとは、何でしょうか。
「そんな糖聞いたことがない」という方はぜひ、市販の飲料やしょうゆ、ヨーグルトなどの原材料を見てみてください。その多くで「異性化糖」や「果糖ぶどう糖液糖」といった名称が見つかるのではないでしょうか。それが、高フルクトース・コーンシロップの別名なのです。
高フルクトース・コーンシロップ(異性化糖)は、含まれる果糖の割合で分類され、「ぶどう糖果糖液糖」は糖のうちの果糖の割合が 50%未満のもの、「果糖ぶどう糖液糖」は果糖の割合が50%以上90%未満のもの、を意味します。例えば、日本で市販される清涼飲料水には12%程度の高フルクトース・コーンシロップが含まれ、500ml飲んだ場合、60gを摂取することになります。
高フルクトース・コーンシロップは、ぶどう糖と果糖の混合液で、トウモロコシなどのでん粉を酵素処理し生産されます。名称からも「果糖」を多く含むこと、トウモロコシが原料であることが伺えますね。実は、もともとは日本で開発されたものなのです。それが1970年代に米国に導入されると、米国における砂糖の使用、ひいては食文化そのものに歴史的な変化をもたらしました。
というのも米国では、供給地であるキューバでの革命以降、砂糖が不足していました。そこで、高フルクトース・コーンシロップを砂糖の代わりとすべく、米国政府は農家に膨大な助成金を扶助してトウモロコシの生産を後押ししました。最近では遺伝子組み換え技術によって、トウモロコシはさらに安く、大量に生産できるようになっています。
しかし最近の研究で、高フルクトース・コーンシロップが、肥満や高血圧、糖尿病などの原因と分かり、大問題となっています。
遺伝子組み換えコーンシロップは米国では糖尿病の原因として問題視され、市場から排除しようとする運動が行われているようです。
しかし、ブドウ糖果糖液糖・果糖ブドウ糖液糖なんていう名前はやめて欲しいですよね。
「遺伝子組み換えコーン由来甘味料」とかにしてくれればわかりやすいのですが。
http://blog.goo.ne.jp/yamato528/e/a786fc1703cc1ddd4612278c02a4bc87
『含有量の多い3番目まで、かつ重量比5%以上の場合のみ表示』となっています。
さらに、甘味料を使用しても、『成分が途中で分解されていれば、表記しなくても良い』となっているために、表のラベルに表記されることはありません。
日本では政府がこういう風にルールを作っているので、遺伝子組み換え食品を使ってるかどうかわからないんですよね。
しかも、TPPが決定すればもっとゆるゆる表示になるとかいう話もあります。