米国のファストフード・チェーンのタコベルとピザハットが消費者の健康志向の高まりを受け、人工着色料・香味料の使用を取りやめることを発表しました。
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPKBN0OB2OM20150527
米外食大手ヤム・ブランズ傘下のレストラン・チェーン、タコ・ベルとピザ・ハットは、消費者の健康志向が強まっていることを受け、人工着色料や香味料の使用を取りやめると発表した。
タコ・ベルは26日、年末までに、全ての人工香味料、着色料と、一部添加物の使用を取りやめ、天然素材に置き換える方針を表明。2017年末までに、使用を停止する添加物や人工保存料の範囲を「可能な限り」広げる考えを明らかにした。
一方、ピザ・ハットは、7月末までに米国で、人工香味料や着色料の使用を停止する方針を打ち出した。
人工着色料や香味料が健康面で問題を引き起こす恐れがあるとの懸念が高まる中、外食チェーンや食品企業に対し、加工度の低い製品を提供するよう圧力が高まっている。
タコベルって?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%B3%E3%83%99%E3%83%AB
タコベル(Taco Bell)は、カリフォルニア州アーバイン市に本社を置く。アメリカ合衆国の大手ファストフードチェーン。ヤム・ブランズが親会社である。以前は一時ペプシコーラの一部であった。
タコス、ブリート、ナチョス、ケサディーヤなど、「テクス・メクス料理」(テキサス風メキシコ料理)や「カル・メクス料理」(カリフォルニア風メキシコ料理)風の食品を提供する。
タコベルの公式ウェブサイトによれば、2006年時点でアメリカ合衆国本土48州とハワイ州、グアム、プエルトリコにおいて6500を超えるフランチャイズ店舗を経営しており、その他アメリカ州、アジアとヨーロッパに280超の店舗を展開している。
日本には1980年代に一度進出(東京、名古屋地区などに)したがすぐに撤退し、長らく在日米軍基地内のみの出店となっていたが、2015年2月にアスラポート・ダイニングと日本国内におけるフランチャイズ契約を締結し、第1号店が2015年4月21日に渋谷区道玄坂にオープンした。
人工着色料や香味料を取りやめたとしても、ファストフード・チェーンが使っている原料はひどいものなのでそこまでの改善は期待できないでしょう。
ただ、大手ファストフード・チェーンが添加物を減らしていくというのは、食品業界全体が良い方向へとシフトする可能性はありますよね。そういった意味では、少し期待してしまいます。
どこのファストフードも食べたくないですが、どうしても食べなきゃならないのならタコベルとピザハットですね。