東京の感染者「1日500人」で宣言解除したら…専門家「すぐに再拡大」
東京の場合、新規感染者数がステージ3となるのは、1日500人を下回る場合だ。ただ、政府分科会などに資料を提供する東京大の仲田泰祐准教授と藤井大輔特任講師が、感染状況を予測する数理モデルを使って行った推計では、2月中旬の「1日平均500人」で宣言を解除した場合、すぐに増加ペースは上がり、約2か月後の4月上旬には1000人を超える。
一方、「1日平均250人」の場合は、3月上旬が解除時期となる。2月中旬に医療従事者から始まるワクチン接種の効果などもあり、解除後の感染者の増加ペースは緩やかになる。再び1000人に達するのは、約3か月後の6月中旬だ。経済的損失も「500人」に比べ少なくなるという。
解除基準を低くすると、増加ペースはさらに抑えられる。「1日平均100人」では、4月上旬に宣言が解除され、その後は4か月以上、500人を超えずに推移するという。仲田准教授は「解除までの期間が長くなれば経済的損失は大きくなるが、新規感染者を十分に減らさないと、再び宣言を発令せざるをえない状況となる可能性が高まる」と強調する。
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以下ネットの反応。
「ワクチンの効果があり」というさも当然の前提で話してる時点でその予測は破綻してますよね#コロナは茶番https://t.co/pzvwF6KWIS
— 驢馬トピ蟻 (@robatopiari1) February 11, 2021