スポンサーリンク
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015092702000128.html
国会前で安全保障関連法案への抗議行動をしてきた学生グループ「SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動、シールズ)」が、日本の政治や歴史を学ぶための書籍十五冊を発表し、協力書店を呼びかけている。名付けて「選書プロジェクト」。メンバーは「デモの出発点は学ぶこと。先人の知の蓄積があって、私たちはデモで思いを発信してきた」と本への思いを語る。メンバーで、日本女子大で宗教史を学ぶ大学院生是恒香琳(これつねかりん)さん(24)は「自由や民主主義を議論する時、土台として知識を共有できる本をみんなで選んだ」と説明する。
この選書プロジェクトを、既に取り入れている書店も出始めた。大学生協東京事業連合(東京都杉並区)が、全国の大学生協に呼びかけたところ、今月十四日時点で全国二十九の大学生協が、プロジェクト参加を表明した。
また農業の専門書を中心に扱う農文協・農業書センター(千代田区)は、シールズのツイッターでプロジェクトを知り、すぐに本を並べ始めた。
スポンサーリンク
まあ、必読とは言いませんが勉強したいけどとっかかりがわからないと言う人には良さそうです。あと、シールズの意見に反対する人も読んだ方がいいでしょうね。
「自由や民主主義を議論する時、土台として知識を共有できる本をみんなで選んだ」
「議論をする時の土台」これが共有できていなければ、議論なんて意味がありません。人それぞれ異なった環境で育ち、異なった情報源を持っているのですから、意見が異なるのは当然です。そして、その異なった意見をぶつけ、すり合わせてより良い意見にして行こうというのが本来の「議論」の役割です。
ネトウヨがなんでバカかと言えばこういったことを理解せずに、議論と言えば相手を打ち負かすことと勘違いしているからなんですね。「ろんぱー」とか言っているのは本当に恥ずかしいですし、相手に対する敬意というものがまるで感じられません。偉そうな口ぶり、文末に必ずつけられる「バカ・アホ・www」。・・終わってます。
同じ本(土台)を持ったうえで、その本(意見)についてどう思うかという話がしたいのに、ネトウヨに「こういった本読んでみて」というと誰も読まないし、返信すらしてきません(ネトウヨ撃退法?)。そして、相手の土台(どういった本やメディアから情報を仕入れているか)を知りたいので、教えてくれと言ってもなしのつぶてです。
多分ネトウヨはどこかに絶対的な「真理」があると思い込んでるんですね。で「それを俺は知ってるぜ」みたいな。だけど世の中にあるのはどこまでいっても、この先ずっと「それぞれの意見」があるだけなんです。これが理解できなければ、議論なんてする意味はありませんし、できません。
ということで、シールズに絡みたい人・興味がある人は必読です。