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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20151002-00000003-ovo-life
歌手・俳優の福山雅治さんの結婚について感想を求められ、「出産で国家に貢献を」と発言をして“化石みたいな男”と一気に女子たちの話題に上った菅官房長官。どうやらいろんな意味で“人気”上昇中で、ツイッターにもハッシュタグができ、盛り上がっている。「#菅官房長官語で答える」だ。映画作家の想田和弘さんが、批判などのリプライにこのハッシュタグを用いて「その指摘は全く当たらない#菅官房長官語で答える」とツイートしたのが始まり。どんな中傷や非難のリプライにも、官房長官の言葉で答えると簡単に片づけてしまうことができ、これを延々と続けていくと、相手がイライラして、退いていく効果すらあるのがよく見えて、官房長官語は無敵だ、と話題になっているのだ。
「そのようなことは断じてない」「不退転の決意で、正々堂々と、法令に則って粛々と進めるだけ」「よく意味が分からないというのが率直なところだ。レッテル貼りはやめていただきたい」など、いくつかのバリエーションはあるものの、それでほとんどのリプライに応答できてしまうところが面白い。
想田氏自身、この表現のコツについて「相手の質問や抗議に対して決して答えないこと」「木で鼻を括ったような定型句を繰り出す。するとコミュニケーションがそこで遮断される。議論にならない。なりようがない。」とし、「安倍氏の言葉も橋下氏の言葉も、基本的にはコミュニケーションを遮断する目的で使われる。実はそれ以外の機能はない。菅語を回りくどくすると安倍語になり、攻撃的にすると橋下語になる。これを言葉で説明しても伝わりにくい。そこで試みたのが #菅官房長官語で答える 実験だ。実際に菅語で返答すると、面白いようにコミュニケーションが遮断される。その様子を見ている側は、僕の菅語がコピペであることを知っている。そこで明らかになるのは、僕ではなく菅氏の言葉の暴力性だ」と、この#が、一種の実験であることを明かしている。
実際、真摯に意見をツイートして、この#のセリフで返答されると、誰でもイラつくだろう。想田氏も「タグとともにリプライされた方々は、きっとイライラされたと思います。僕への問いかけや抗議が真摯であればあるほど、そのイライラは大きかったはずです。申し訳ないけれども、みなさんには「なぜ自分はイライラしたのか?」を自問していただきたい」と書いた。
記者会見を見ていてイラつく理由は、実はここにあったのかも…。
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以下ネットの反応。
タグつけりゃよかったですね。#菅官房長官語で答える とか。っていうか、これからみんなでやると面白いかも。「その批判は全く当たらない」。マジで無敵ですよ、これ。 https://t.co/UbqZas6mnp
— 想田和弘 (@KazuhiroSoda) 2015, 9月 30
#菅官房長官語で答える
このタグは本当に素晴らしい。まさか、本人もこんなことになるとは思わなかっただろうなw
— 山岸智史 (@vu_television) 2015, 9月 30
このタグで遊ぶなということだが、その批判は全く当てはまらない #菅官房長官語で答える
— にんクン。10月から難民解除 (@luisama1999) 2015, 9月 30
あかん!想田さんの #菅官房長官語で答える が、腹痛い!😂
でも、面白いのと同時に「相手にわかってもらおう」としていないことが、よーくわかった。いつも丁寧に返答される方が急にこうなると、高慢さが強調されるわ😅
— もっさん (@moss_japonesa) 2015, 9月 30
想田監督の#菅官房長官語で答える の一連のツイートがめっちゃツボに入り電車の中で笑いを噛み殺してる
#菅官房長官語で答える
— twomoons67 (@toomoons67) 2015, 9月 30
面白かったのは最初だけだな。返しが単調で飽きてくる。ま、つまり、即ち菅の受け答え。 #菅官房長官語で答える
— てらを。’15 (@terror_of_war) 2015, 9月 30
#菅官房長官語で答える
読んでるとだんだん「言葉の意味はわからんが、とにかくすごい自信だ」って気がしてくる。つまり菅官房長官の言葉って「へのつっぱりはいらんですよ」と同じなのか~(´_ゝ`)
— もっさん (@moss_japonesa) 2015, 9月 30
想田監督の。#菅官房長官語で答える ツイート。官房長官の数々の発言が、いかに主権者たる国民を舐めくさった物言いであるかが、よ~く分かる。
— 安田清人 (@sanzarutaishou) 2015, 9月 30
#菅官房長官語で答える
「それはまったくあたらない」 pic.twitter.com/7N7S1a8y7j
— インドア派キャンパー (@I_hate_camp) 2015, 9月 30
サンプル来た! #菅官房長官語で答える https://t.co/qFfdC2s5AJ
— 安達瑶b (@adachib) 2015, 9月 30
想田和弘氏の #菅官房長官語で答える という試み面白い。最初はただ笑ってたのが、徐々に出てくる反応や考察からその話法が持つ色んな面が見えてきたり...これはもはや監督のドキュメンタリーの一部のよう。
— moekom (I'm not Abe) (@moekomini) 2015, 9月 30
想田さんの一連の #菅官房長官語で答える のツイート見てると、改めて官房長官がいかに自身の立場の意見の表明しか行わず、相手の立場に立って物事を見ていないかが伝わる。面白い試み。
— りょーきんぐにこふあれくせいやこぶれふ (@ryo_king) 2015, 9月 30
想田監督 @KazuhiroSoda の #菅官房長官語で答える シリーズ、面白すぎるが改めてそら恐ろしい、コミュニケーションの拒否・・・SNSのクソリプには便利だが、一国の要職にある人が問題を指摘されてとるべき態度ではないことが如実になって行く。
— SUSY azussa (@SusyAzussa) 2015, 9月 30
@KazuhiroSoda #菅官房長官語で答える のツイッター上での検証実験は、非常に興味深いです。同じ答えを反復することで相手にボディブロウのようなダメージを与え続けること。それによりコミニュケーションブレイクダウンを生じさせる。正に政府が国民に対して行っていることです。
— AKIO_GOTO&TURTLEHAZE (@AKIO_GOTO) 2015, 9月 30
想田和弘氏が昨日昼くらいから大量に流し始めたこのタグ付きのツイート、はは、おもしろいねと最初思いつつも、こんなに続けてたらそのうち飽きるだろうと思ったんだけど、途中から意味が変わり始めたね。空疎な言葉の集積が暴き出すものはけっこうまがまがしかった。 #菅官房長官語で答える
— 壺井一歩/Ippo Tsuboi (@yukru) 2015, 9月 30
このパロディは、想田監督に腹を立てて必死にDISリプを続ける人たち(主にネトウヨ)自身が菅DISをしてる構造になってて、本人達は愚かにもそれに気づいてないので、まあエリート的悪趣味とも思えるし、痛快とも言える。
#菅官房長官語で答える
— Takuya Kawakami 川上拓也 (@kawakami_takuya) 2015, 9月 30
想田和弘さん(@KazuhiroSoda)の #菅官房長官語で答える の一連のツィート、最初は可笑しくて笑っていたが段々背筋が寒くなってきた。何も答えず何も伝えない。コミュニケーション拒絶の究極の形。私達は政治の場でこの言葉を毎日聞かされているのだ。
— はちミツ@私がキムゴロスキー/歓喜の歌 (@G832) 2015, 9月 30
昨日から質問を投げかける人に対しても粛々と #菅官房長官語で答える 想田さん。普段菅さんがどれだけ思考の停止、対話の拒絶、説明を放棄しているかが分かる。必死な批判的リプライも空虚な言葉で投げ捨てられてしまうやり取りが切ない https://t.co/VWl7NQ5IkF
— ふわみ (@kwiknr1) 2015, 9月 30
そう、それはコミュニケーションを一方的に遮断するという暴力性である。言葉とは本来、意思の疎通のために発明されたはずだが、それを意思の疎通を遮断するために使う。彼らが無敵に見えるのは、そもそも議論の土俵に乗らないからだ。試合に出ない人間は絶対に負けない。#菅官房長官語で答える
— 想田和弘 (@KazuhiroSoda) 2015, 10月 1
なるほど~菅官房長官、橋下市長、安倍総理などの受け答えは最初からコミュニケーションをする気がない、コミュニケーションを断絶するためのものだったんですね。どうりで話を聞いていても意味が分からないはずです。勉強になりました。
ただ、安倍総理だけは天然でまともに受け答えができないんじゃないかと、疑ってしまう部分もあります。