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http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201510/20151027_11012.html
25日投開票が行われた宮城県議選(定数59)は、8月の仙台市議選に続き自民党に逆風が吹いた。第1党の座は保ったが、立候補者1人当たりの平均得票数は1000票以上減らした。来夏に迫った参院選に向け、安全関連保障法成立の影響を懸念する声が広がる。
「逆風を肌で感じた」
仙台市泉区市名坂の事務所で26日未明、泉選挙区で初当選した自民新人は疲れ切った表情を見せ、「数人に一人の割合で『自民支持を辞める』と言われた。『恥を知れ』と罵声も浴びた」と話した。無投票を除く自民公認26人の1人当たりの平均得票数は8459。前回は9469で、その差は1000票以上に上る。公明党も議席は4で変わらないが、1人当たりの得票数は1万1397から約630少ない1万762に減った。
「共産がここまで伸ばすとは正直分からなかった。想定外」。共産候補に100票近くまで詰め寄られた自民現職の県連幹部は世論の底流の変化を警戒する。
共産は議席が4から8に倍増。1人当たりの得票数は8601に達し、前回から約1700伸ばした。中島康博県委員長は「仙台市議選を越える反応の良さだった。国民連合政府への期待の表れだ」と言い切る。
民主は世論の風に大きく帆を張れず、獲得議席を前回の7から5に減らした。
県連幹部は「安保法は党内に意見の相違があり、共産ほど分かりやすく訴えられなかった」と反省した。参院選に向けては「安倍政権打倒を旗印に野党は共闘するべきだ」と強調する。
共産躍進は野党共闘の行方にどう影響するか。「共産と一緒にやりすぎると元からの支持者が引く」。仙台市内の民主現職は共産主導の共闘に不安を漏らす。
宮城県議選で、共産党が現有4から8へと議席倍増で躍進した。民主党は2議席減らして5議席。維新も1議席減らして1議席に。中途半端でヌエ的な政党は、危機にあっては票が集まらない。はっきりした政党に期待が集まる。共産党アレルギーよりも民主党アレルギーが強いこともはっきりした。
— 兵頭正俊 (@hyodo_masatoshi) 2015, 10月 26
宮城県議選。戦争法とTPPが争点。ふたつとも民主・維新では無理。廃止と断言する共産党に民意は集まった。民主・維新よりも、国民の方が危機感が強い。自公の修正でお茶を濁す政党を、国民は見破っている。岡田民主は、維新に逃げた段階で、再生のチャンスを自ら捨てた。
— 兵頭正俊 (@hyodo_masatoshi) 2015, 10月 26
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以下ネットの反応。
一部に宮城県議選での共産党の議席倍増躍進は民主党や社民党を蹴落として勝ち取ったような意見があったが、この開票状況を見ると、そういう評価は全く当たっていないことが判る!
共産党が民主・社民と鍔迫り合いをした選挙区は全く無い! https://t.co/iQfD9yWoR7
— JUNSKY (@junsky2010) 2015, 10月 27
スゴイ広がり!
「しんぶん赤旗」10月27日号は宮城県議選での共産党躍進を特集。
共産党初の県会議員が誕生した大崎選挙区。
当選の報に、元宮城県町村会会長は「内藤当選と戦争法廃止の『国民連合政府』にバンザイ」と音頭をとった。 pic.twitter.com/5FH7UCqVvl
— 佐川潤 (@sagawa0806) 2015, 10月 27
宮城県議選で民主党は何故後退したか。本来民主党の支持層であったリベラル層が共産党に流れたからだ。もっと民主党は脱原発など自らの主張を鮮明にすべき。
— 菅 直人 (Naoto Kan) (@NaotoKan) 2015, 10月 27
産経新聞。野党共同をつぶそうという意図があからさま。政権が恐れてるのは、野党が共同して政権を目指すことだということがよくわかる
宮城県議選 “共産ショック”国政にも波及…参院選へ自民警戒、民主は票奪われ焦り https://t.co/Aj1uhVrph6 #Yahooニュース
— 姫井二郎 (@himejiro1971) 2015, 10月 27
宮城県議選で民主、社民は県議会では村井知事の提案にほとんど賛成だった。しかし共産党は、その事実を触れながらも、必要以上に他党批判をするのは抑えていた。これも野党共闘への態度の表れだろう。純粋に村井知事や自民党の批判を強調した。その意気はいいと思う。各党とも覚悟決めてほしい。
— tk0801 国民連合政府YES! (@tcat2014) 2015, 10月 26
宮城県議選で共産党倍増
政府・与党にショック
『しんぶん赤旗』27日付 pic.twitter.com/fYUwD7pUUO
— 神志那 文寛 (@F_Koujina) 2015, 10月 26
JAと共産党が結ぶとこれだけ大きな変化が。RT @1691S: JAの組織の一部、反TPPを掲げる共産党を明確に支持【JAにも変化 宮城県議選と共産党の議席増 改めて野党間の選挙協力に期待する】https://t.co/EsjSjezBmW(猪野亨弁護士)
— 岩上安身 (@iwakamiyasumi) 2015, 10月 26
志位委員長の提案は時流に乗り絶大な効果をもたらしているようだ。ただし、共産党にだけ。他の野党は、そこを見誤ってはならないと思う。>>宮城県議選で共産倍増、自民に次ぐ第2党 安保・TPP反対で:日本経済新聞 https://t.co/N8XthXzWtD
— 長島昭久 (@nagashima21) 2015, 10月 27
全国新聞やテレビ、政府関係者などが様々なことを言っていますが、開票結果や地元の新聞を見るとまた違った側面が見えてきますね。開票結果のような一次資料を大切にすることはもちろんですが、地方のことは地方の情報も取り入れたいものです。
民主右派の長島さんが共産党だけ「国民連合政府」の提唱で有利になっていると言っていますが、この結果は共産党の提案に前向きじゃない民主党が見限られていると見るべきではないでしょうか?
そして、野党の団結ができれば「無党派層・無関心層」を大きく動かせるという事を忘れてはいけません。単純な票読み以上のものがもたらされるのは沖縄の例ではっきりしました。
で、国会以降はダンマリのお涙福山、絶叫蓮舫などのお芝居組はどうしちゃったのでしょうか?