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【多剤投与の危険性】「4剤以上飲まされている患者は、医学の知識が及ばない危険な状態にある」『ドクターズルール425 医師の心得集』より

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化学物質である「薬」が体内で混じり合った場合の危険性は医学の知識では把握できないらしいです。それなのに多剤処方している医師、多剤処方されている私たちというのはどうなんでしょうか?

薬4剤併用で命の危険 異常な薬漬けの日本人、副作用死は年10万人以上?http://biz-journal.jp/2015/05/post_10031.html

私たちが病院に行って身体の不調を訴えれば、医師から処方箋をもらって、調剤薬局で薬を買うことができます。また、街中にはドラッグストアや薬局が数多くあり、さまざまな薬を簡単に手に入れることができます。いずれも、身体の不調を改善したい、症状を止めたいと薬の作用を期待して購入します。

 しかし、薬には必ずプラス(効果)とマイナス(副作用=毒性)があって、マイナスのほうが大きく出てしまうケースが多くあります。重篤な副作用が出た場合は死に至ります。

欧米では副作用死に関する調査研究も行われており、米国では年間推計10万6000人が副作用で死亡(全米医師会報、トロント大学のチームの研究報告)と具体的な数まで出ています。

 世界一、薬を飲むのが好きな国なのに、残念ながら日本ではこのような「副作用死」に関する調査研究はなされていませんが、日本での副作用死はアメリカよりずっと多いと考えられます。その最大の理由は欧米では「1剤処方」が基本、多くても2剤であるのに対し、日本では5剤以上の処方が当たり前になっているからです。筆者が確認しているケースでは、あちこちの医療機関で受診し、84剤を処方されていた人もいました。

 特に、窓口の自己負担率が1割である75歳以上の高齢者には10剤以上を処方することもよくあります。体力が低下し、本来選択的に薬を処方しないといけない年代の方たちが目を覆いたくなるような“薬漬け”にされているのです。その結果、多くのおじいちゃん、おばあちゃんが命を落としていることは、容易に察しがつきます。

アメリカの医師が若いドクター向けに書いた名著『ドクターズルール425 医師の心得集』(クリフトン・K・ミーダー編、福井次矢訳/南江堂)には、医師が持つべき「薬に関する心得」として次のような提言が出てきます。

(1)4剤以上飲まされている患者は、医学の知識が及ばない危険な状態にある。
(2)薬の数が増えれば増えるほど、副作用のリスクは加速度的に増す。
(3)処方を中止しても、患者の状態が悪くなるような薬はほとんどない。
(4)可能ならば、薬の処方を全部やめる。それができないなら、できるだけ薬を出さないようにする。
(5)効いているのか疑問に思った薬は、たぶん効かない薬だ。
(6)「患者は処方通りに薬を飲まない」

4剤以上服用している日本人は、5~6人に1人はいるといわれているので、2000~2500万人が医学の知識の及ばない状態

いまだかつて、10種類以上の薬を20年以上も飲み続けるとどうなるのかという実験が行われたことはありません。そのため、どんなことになるかわからないまま、壮大なスケールで国民の薬漬けが進行しているのが日本の現状なのです。

複数処方に不安を感じる医師が約6割「薬を理解していない患者も」http://www.vvj.asia/article/2370561

医師を対象にしたアンケート結果で、約6割の医師が処方に不安を感じたことがあるのが分かった。

これは医師限定コミュニティサイト「MedPeer」が行ったアンケートで、医療情報サイトミクスオンラインにて紹介されていたものだ。

それによると 「複数診療科による個別処方や多剤投与などが指摘されるなか、薬を処方する上で不安を感じたことがあるか」の問いに対して、62%の医師が「ある」と答えたそうだ。

添加物や農薬に関しても言えることですが、化学物質が体内で混じり合った場合の危険性というのは全く考慮されていません。

「農薬のカクテル(体内で混ざった場合)」で生じる長期的な影響は予測不能。byグリーンピース

記事中にもありますが、我々は自分の人生をかけて化学物質の混合が人体にどのような影響を与えるかという実験を行っていることになります(結果はわかりませんし、誰の役にも立ちませんので犬死にですが・・)。

多剤処方の危険性を把握していない医師が、薬がなんたるかを理解していない患者に処方しているのが現状です。

「(3)処方を中止しても、患者の状態が悪くなるような薬はほとんどない。」これもかなり恐ろしい言葉ですね~。

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