防衛局「県は権限乱用」 承認撤回停止文書 国の「私人」性強調 専門家、国の立場「矛盾」
米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設を巡り、沖縄防衛局が県の埋め立て承認撤回取り消しと執行停止を求めた件で、沖縄防衛局は国土交通相に提出した文書で故翁長雄志前知事の「撤回を必ず行う」との発言などを挙げ「結論ありきで行政権限の乱用だ」と主張していることが22日、分かった。その上で撤回処分は「違法で不当」だと結論付けた。2015年に県が承認を取り消した際と同様、「国も私人と同じ立場で行政不服審査法に基づき審査請求できる」と強調している。
「私人と同じ立場」の理由として政府は仲井真弘多元知事から通常の事業者と同じ手続きで埋め立て承認を得たことなどを挙げている。ただ、撤回で生じる不利益に普天間飛行場の固定化や米国との信頼関係が損なわれることなどを挙げている。
これについて白藤博行専修大教授(行政法)は「私人と同じだと言いながら国益の損失を主張している」と矛盾を指摘した。
スポンサーリンク
以下ネットの反応。
国が私人? そうすると、私人が国政をしてるってことなのか。私人が東電に税金からお金出して救済してるってことなのか。あ、だから改ざんとか好き勝手ができるのか?
→防衛局「県は権限乱用」 承認撤回停止文書 国の「私人」性強調 専門家、国の立場「矛盾」 琉球新報 https://t.co/WNXzCOEhA9— 木野龍逸 (Ryuichi KINO) (@kinoryuichi) 2018年10月23日
【バカか?】行政不服審査を請求した防衛局が、国の「私人」性を強調し、沖縄県の「職権乱用」と言い出す。南スーダンの日報を隠したのも「私人」だからOKか?データ隠し、改ざんもOK?この国は「私人」が「国防」を担う?姑息な手段を使うから論理が混乱する。アホすぎる。https://t.co/vDQk8BHSgY
— 金子勝 (@masaru_kaneko) 2018年10月23日
「公」の最たるものである国が「私人」である訳がない。ここまで来ると手に負えない。
防衛局「県は権限乱用」 承認撤回停止文書 国の「私人」性強調 専門家、国の立場「矛盾」 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース https://t.co/mjk94OjjHm
— 異邦人 (@Beriozka1917) 2018年10月23日
防衛局「県は権限乱用」国の「私人」性強調 琉球新報 https://t.co/p13erVOHQ6 内閣というのは都合のよいものだな。自治体が気に入らない決定をしたら私人に変身して不服審査を請求。それを審査する国交大臣はたちまち公権力の担い手になり、私人の請求を認容する。絶対負けない一人二役
— 山口二郎 (@260yamaguchi) 2018年10月23日
総理夫人が「私人」ってのも驚愕だったが、とうとう国自体が「私人」になっちゃったよ。https://t.co/H8t7yqB272
— Hiroshi Takahashi (@SeroriHitomi) 2018年10月24日
防衛局「県は権限乱用」 承認撤回停止文書 国の「私人」性強調 専門家、国の立場「矛盾」https://t.co/Wf0paHMOhf
⇒この問題のキモはココだよね。大手紙みたいに「異例の手続き」なんて表現じゃ多くの人は分からない。国民個人に認められている請求手続きを国が濫用しているところに問題がある。— 毛ば部とる子 (@kaori_sakai) 2018年10月23日
「私人」ばかりの防衛局って普通にやばいよな 一般人がこの国の防衛を税金もらって対策してるって、で責任の所在は「私人」だから無い。
安倍昭恵の時みたいに閣議決定で「防衛局は私人」とか言い出したりしないだろうなhttps://t.co/mwiPkiNmCp— 仁尾淳史(note始めました) (@atsushi_mic) 2018年10月24日