米国立がん研究所を中心とした研究グループが、がん領域の専門誌キャンサー・エピデミオロジー・バイオマーカー・アンド・プリベンション誌で2015年5月21日に、コーヒーは体の炎症を抑える傾向があると報告しました。
コーヒーに体の炎症を抑える効果、「飲んでいる人でがんのリスクが低い」理由にもhttp://www.mededge.jp/b/heal/14755
コーヒー飲んでいる人は、がんのリスクが低いと言われている。その理由の1つは、コーヒーを飲むと体の中で炎症が起きにくくなるためかもしれない。
米国立がん研究所を中心とした研究グループが、がん領域の専門誌キャンサー・エピデミオロジー・バイオマーカー・アンド・プリベンション誌で2015年5月21日に報告した。
コーヒーを飲んでいる人は長生きだという報告がある。また、子宮がん、大腸がん、皮膚がん、前立腺がん、肝臓がんなど、さまざまながんのリスクが低いという報告もある。
全身に慢性的な炎症状態が続くと、がんや糖尿病、メタボなどのさまざまな病気につながる。これに関連して、コーヒーを飲むと体内の炎症が抑えられ、それによりがんのリスクが下がるのではないかという仮説がある。
今回の結果から、コーヒーを飲んでいる人は、体の慢性的な炎症が抑えられている傾向があると分かった。
慢性的な体の炎症と言うのは、がん・アレルギー・自己免疫疾患・糖尿病など現代に多くみられるほとんどの病気の原因と言われることもあります。その炎症をコーヒーが抑えられるならそれに越したことはありません。
ただ、【魔法の飲み物?】最近のメディアによる過剰な「コーヒー推し」は何なの?の記事でも書きましたが、どうも最近の「コーヒー賛歌」の風潮が気になってしまいます。
コーヒーってちょっと前まで「刺激物」と呼ばれて、「カフェインが多く入っているからあんまり飲まない方がいい」みたいな取り上げられ方じゃなかったでしたっけ?
そういったことをつらつらと考えていましたら、パッとひらめきました。
もし、コーヒーを讃える論文自体が増えているのならそれはスターバックスなどが資金を提供しているか、そういったコーヒー業界に気に入られるために学者たちが研究している。
次に論文自体は増えていなくて、日本のメディアが「コーヒー賛歌」論文を取り上げてる回数が増えているのなら、それはコンビニで挽き立てコーヒーを置くようになりそれが爆発的に売れているから、そちら絡みの利権が発生しているのではないかという推測です。
そんなくだらないことをグダグダと考えてしまうほど、最近のコーヒー賛歌はすさまじく、ニュースをチェックしていると本当によく目にします。僕は、いつかコーヒーが「神の飲み物」になるんじゃないかと密かに思ってます。