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http://gendai.ismedia.jp/articles/-/49541
「手術をしなければ、あと1~2年は元気に仕事ができたかもしれない」'93年、胃がんのためこの世を去ったアナウンサーでタレントの逸見政孝さん(享年48)について、妻の晴恵さんは、夫の死後に上梓した『私ががんを恐れなくなった理由』の中でこんな思いを吐露している。
「主人の手術はやらないほうがよかった。あの時、どうしてセカンドオピニオンを受けなかったのか。悔やんでも悔やみきれません」
没後、医学界では「本当に胃を摘出する必要があったのか」「無駄に苦しませただけじゃないのか」という論争に発展。がん治療が見直されるきっかけともなった。
確かに初期のがんならば、手術が有効なケースもある。だが、逸見さんのようにステージ(進行具合)が進んでいる場合や、患者の年齢によっては、手術したことが逆に死期を早めてしまうのだ。
食べた物を胃へ運ぶ「食道」—食道がんもまた手術が難しくやっかいながんとして知られる。初期段階では自覚症状がほとんどないのも特徴だ。
歌舞伎役者の十八代目・中村勘三郎さんが亡くなったのは'12年のこと。享年57。食道がんだった。
人間ドックでがんが見つかった際には、すでに右肩のリンパ節へ転移していた。そこでまずは抗がん剤を投与してから手術することを選択。
この時、勘三郎さんは仲間内に「今度、がんの手術をするんだけどさ。ほんとにそれでいいのか、他にもいろんな先生の話を聞いたほうがいいのか。悩んじゃうよな」と漏らしていたという。
手術は食道を全摘出し、胃を持ち上げてつなぎ合わせる大手術で、12時間を要した。
なんとか手術は成功……だが、その6日後に吐いたものを気管に吸いこんでしまい「誤嚥性肺炎」を併発。喉頭蓋(飲みこんだものが気管に入らない様にする器官)の機能が手術により低下していたのだ。結局、人工呼吸器をつけたまま話すこともできず、最期は呼吸不全で亡くなってしまった。術後から約4ヵ月だった。
「外科医はとにかく手術がしたいんです。症例数を増やしたいので、手術をしなくてもいいのに手術されるケースが後を絶たない。医者は患者の『その後の人生』までは保障してくれません。だからこそ、病院選び医者選びが重要になってくるのです」(内科の開業医)
冒頭で紹介した逸見政孝さんの息子・逸見太郎氏は、こんな教訓を残している。
「身近な人が将来万が一がんと診断された場合、どうか逸見政孝を思い出してください。そして、父や私たちの失敗をくりかえすことなく、堂々とセカンドオピニオン、サードオピニオンを取ってください。主治医の説明を聞く時は、ある程度病気について勉強した上で、しっかりとインフォームドコンセントを受けてください。それは『医師を疑うこと』ではなく、『最善の治療を受けるために不可欠なこと』なのです」
取ったら最後、もう後戻りはできない—残りの人生と照らし合わせ、勇気をもって「手術をしない」という選択をすることも必要だ。
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以下ネットの反応。
本当は取ってはダメな「がん」~取ったら最後、元の生活には戻れない https://t.co/u38uYPyhZe
★医は仁ってのは遠い昔の話ね。今や医者に会ったら騙されるなって(笑?…疑心暗鬼は消えないね。皆心健やかに生きて体内にある免疫を増やせばいいよ。だから「瞑想」なんだよ。— 遠藤 翠 (@shakazen2011) 2016年8月30日
本当は取ってはダメな「がん」~取ったら最後、元の生活には戻れない https://t.co/d0Pn8KoTdO 色々言いたいことあるけど、まず逸見さんは転院先の三回目の手術が意味不明だろ 家族は転院を悔やむべき
— maroki (@doctor_maroki) 2016年8月30日
最初の手術が失敗だってわかってたのに、近藤誠と組んで最後の執刀グループを叩いてたよな。なんでだ?
本当は取ってはダメな「がん」~取ったら最後、元の生活には戻れない https://t.co/cheJhsdggS
— 赤い豚 ⚒ (@cochonrouge) 2016年8月30日
安易に切除しないほうがいいっぽい→本当は取ってはダメな「がん」~取ったら最後、元の生活には戻れない 胃がん 大腸がん 前立腺がん 子宮がん(現代ビジネス) - Yahoo!ニュース https://t.co/hQWCweMcHb #Yahooニュース
— ミンチ研究員 byベランダゴーヤ研究所 (@peterminced) 2016年8月31日
最近流行の"かんもどき"かと思ったらけっこうちゃんとした記事だった、切る切らないは本当に難しいよなあ / “本当は取ってはダメな「がん」~取ったら最後、元の生活には戻れない 胃がん 大腸がん 前立腺がん 子宮がん (現代ビジネス…” https://t.co/YmKLtpKIDl
— 歌らん@11月に創刊8周年 (@weekly_utaran) 2016年8月31日
厚生労働省にガンの専門技官て(いうのが)いるんです。技官ていうのは医師免許持ってるんです。要するにプロ中のプロですよ。そこに聞いたんですよ。「ズバリ聞きます、抗がん剤はガン治せるんですか?」そしたら「お答えします、抗がん剤がガン治せないのは常識ですよ」ってはっきり言った。
— 内海 聡 (@touyoui) 2016年9月7日
主治医の説明を聞く時は、ある程度病気について勉強した上で、しっかりとインフォームドコンセントを受けてください。それは『医師を疑うこと』ではなく、『最善の治療を受けるために不可欠なこと』なのです」
人類総病気時代の現代では病気についての勉強は必須ですね。自分や大事な人が病気になる前にできる限り勉強しておきたいものです。
とは言っても、病気を一つ一つ勉強していくのはなかなか時間がかかるものです。ですから現代にはびこっている病気(感染症などを除く)を考える上で欠かせない概念として知っておきたいことがあります。
それは、もともとは、自然のままに暮らしていれば「人体は完璧」ということです。ペットは人間と同じように病気になりますが、野生の動物は病気にならないということです。
空気を吸って、それを瞬時にエネルギーに変えて体を動かしつつ、体外の環境も察知しつつ脳(腸?)とのフィードバックをこなし続けるなんてもう奇跡ですよ。僕はこれに気付いてから、病気に対する考え方が変わりました。
「病気になるのは自分は何も悪くない」みたいな考えがなくなりました。
ま、医者は金儲けもあるしね~。
とりあえず「がん」に関しては「がんの種類」によっても違いますが。「手術」に関してはかなり懐疑的、「抗がん剤」に関しては相当怪しい、「放射線療法」はけっこう好意的に見てます。あと4番手として「免疫療法」がありますが、やっぱ王道はこういった治療だと思います。
ほかにも、「ウイルス療法」やら様々な治療法が開発されてるみたいですから、勉強しておいて損はないでしょう。