▼朝、毎、読はみんな知っているはずだ!
ところが、政府は14日の持ち回り閣議で、「わが闘争」の教材使用について、「校長や学校設置者の責任と判断で使用できる」とする答弁書を決定。民進党の宮崎岳志の質問主意書に答えた、と時事通信。驚きだ。政府答弁書というからには、官邸記者クラブに所属する朝、毎、読など各社はみんな知っているはずだ。では、なぜ、書かない。
これは大変なニュースだ。ナチス・ドイツの独裁者ヒトラーの自伝「わが闘争」と言えば、第2次世界大戦を引き起こした問題の“禁書”だ。
今でも世界が忌み嫌う「わが闘争」を、政府が閣議決定して教材使用を容認するなど、世界中どこにもない。
この点だけとってみても報道する価値は十分ある。なぜ、伝えない? どうして報道しないのか?
「わが闘争」の教材使用可能=政府答弁書
政府は14日の持ち回り閣議で、ナチス・ドイツの独裁者ヒトラーの自伝的著書「わが闘争」の教材使用について、「教育基本法等の趣旨に従っていること等の留意事項を踏まえた有益適切なものである限り、校長や学校設置者の責任と判断で使用できる」とする答弁書を決定した。民進党の宮崎岳志氏の質問主意書に答えた。
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以下ネットの反応。
「我が闘争」の中でヒトラーが日本人に付いて述べた部分って自民党始め保守派は触れないんだよね。日本人は小賢しいから奴隷頭として適当に使うのが良いとの主旨だけど。少くとも20代の時に読んだ邦訳には収録されていなかった。ドイツ語読める人に教わった。 https://t.co/TundOqyLE5
— 玄信 (@kenrinozentei) 2017年4月14日
報道されてるね。
ヒトラーの「我が闘争」が日本の学校に教材として復活。 https://t.co/0H7LAsZ57D
— aineias (@i_aineias) 2017年4月16日
安倍内閣の狂気。「教育勅語」に次いで、ヒトラーの悪名高き「我が闘争」まで使用可と閣議決定。唖然とする。独では戦後ずっと禁止書物だったが大論争を経て膨大な注釈を付けを条件に再刊が許可されたばかり。これをまともな論議もせずに内閣のみで使用可と閣議決定。ナチ政権の上を行くつもりか。
— 澤田愛子 (@aiko33151709) 2017年4月14日
政権の暴走?"我が闘争"が教材使用可、安倍政権の暴走がとまらない
ヒトラー著「我が闘争」が教材として使用することも可と言う閣議決定がなされたというツイッターをみたとき「何かのデマ?」と思ったのですが…。#BLOGOS https://t.co/XIGwRfcHcx— KAZUKO (@PeriKazuko) 2017年4月15日
あの発言で有名な「我が闘争」が授業で使ってよいと閣議決定なりました。 pic.twitter.com/SkaIXY2EX4
— 衆院選プロジェクト (@datsugenp) 2017年4月14日
これは、後々、政権の火種化する。世界的に理解されない。なぜ、こんな答弁を
RT「わが闘争」の教材使用可能=政府答弁書:時事ドットコム https://t.co/KAOiYsRwre @jijicomさんから
— 苫米地英人 (@DrTomabechi) 2017年4月15日
どのように教材として使うかによると思いますが、教育勅語を毎日復唱して暗唱するような教育を推奨する政権ですから、「我が闘争」もそのように使用されることを想定している可能性があります。
注目すべきニュースだと思いますが、他社は全然報道してませんね。