出版取り次ぎ大手・日本出版販売(東京)の別の統計では「書店ゼロ自治体」は4年前より1割増えた。
全国の書店数は1万2526店で、2000年の2万1654店から4割強も減った(書店調査会社アルメディア調べ、5月現在)。人口減や活字離れがあるほか、書店の売り上げの6~7割を占める雑誌の市場規模は10年前の6割に縮小。紙の本の市場の1割を握るアマゾンなど、ネット書店にも押される。経営者の高齢化やコンビニの雑誌販売なども影響する。日本出版インフラセンターの調査では、過去10年で299坪以下の中小書店は減少したものの、300坪以上の大型店は868店から1166店に増加。書店の大型化が進む。
街の書店は、子どもが絵本や児童文学を通じて活字文化の魅力に接する場であり、ネットが苦手な人の情報格差を埋める機能もある。地方都市では地域の人が集い交流する場でもあった。手にとって未知の本を読み、関心の領域を広げる機会も得られる。
スポンサーリンク
以下ネットの反応。
書店ゼロの自治体がこんなにあるとは!
元書店員から言わせてもらうと、問題の一つは配本のシステム。
取り次ぎの配本は大型書店最優先。そこで在庫が有り余っていても、地域の個人書店には配本ゼロ。
100冊余っているなら、30こっちに回せば完売できるのに、ということがよくあった。— @gin (@si0761gin) 2017年8月23日
書店ゼロの自治体…切ないのぅ。まあ、すっごい山奥の村とかも入ってるんだろうけども…。
でも、本屋さんの良さって、表紙に惹かれて、タイトルに惹かれて、手に取ってパラパラと眺めて文体の相性を確かめ、「面白そう、買おう」って言う、新たな出会いがあることなのにねぇ。
ネット書店じゃね…。— 花宮 (@Hana__Miya) 2017年8月23日
書店ゼロの自治体か
地元も残すはブックオフのみという事態
TSUTAYAが来てから個人書店は全て潰れたのにその原因のTSUTAYAも消えるクソ
やっぱTSUTAYAクソだわ— ブラノフ (@branovdeluni) 2017年8月23日
書店ゼロの自治体
自分の知らない世界や興味のあることないことが、意図せず目に飛び込んでくるのは本屋さんならではのワクワクですね。
しっかりお金をかけた情報が、何千と手に取れる素晴らしい場所なんだけど。
先ず商売の問題ですからねぇ。。— 明宝ハム ブーブーと社員の林(非公式) (@khayashi12) 2017年8月23日
1ヶ月に1冊も本を読まない人の割合(文化庁の調査)
平成14年度37.6%
平成20年度46.1%
平成25年度47.5%こっちの問題が大きいと思う。
書店ゼロの自治体、2割強に 人口減・ネット書店成長:朝日 https://t.co/vpWcA8ARJH
— よっちゃん@ニューヨーク・スローライフ (@nyslowlife) 2017年8月23日
各町に書店がなくなっていくというのは、日本にとって危機的なことだと強く思います。
子どもが歩いて行ける場所に本屋があることがどれだけ教育にとって重要か。昔はスーパーには確実に本屋さんが入ってたのに。
ブックオフみたいにビニールで縛るのやめて「立ち読み」復活させればいいんじゃない?