厚生労働省が公表した「平成25年度 介護保険事業状況報告(年報)」によると、平成25年度分の介護保険費が9兆円を突破したことが明らかになりました。平成24年度よりも4164億円増加し、制度が始まった平成12年の介護保険費3.6兆円の2.6倍になりました。
http://apital.asahi.com/article/news/2015061000008.html
2013年度中に介護保険サービスでかかった費用は9兆1734億円で、前年度から4164億円(4・8%)増え、初めて9兆円を超えた。厚生労働省が公表した。
サービスを利用するのに必要な「要介護認定」を受けた人は1年間で23万人増えて584万人(13年度末時点)。65歳以上に占める認定者の割合は0・2ポイント増の17・8%となり、いずれも過去最高を更新した。
介護保険費のうち利用者の自己負担(原則1割)を除き、税金と保険料でまかなう「給付費」は8兆5121億円で、前年度から3837億円(4・7%)増加。65歳以上の1人あたりの給付費は26万6千円で、前年度から3千円(1・2%)増えた。
http://www.caretomo.com/carenews/4863
厚生労働省は、6月5日、「平成25年度 介護保険事業状況報告(年報)」を公表した。
第1号被保険者数は、平成25年度末現在(平成26年3月末)、3,202万人。前年度末に比べ、108万人、3.5%増であった。なお、3,202万人のうち、前期高齢者(65歳以上75歳未満)は1,652万人、後期高齢者(75歳以上)は1,549万人であった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%8B%E8%AD%B7%E4%BF%9D%E9%99%BA
介護給付費の財源は、公費(税収や国債などの政府や自治体の直接収入)と介護保険料(高齢者及び若年者)で賄われ、その比率は50%ずつである
市町村の区域内に住所を有する、40歳以上の者が被保険者となる。このうち、65歳以上の者を第1号被保険者といい、40歳以上65歳未満の医療保険加入者を第2号被保険者という
団塊世代が高齢化していくために、今後ますます介護保険費(税金から出費)はかかるようになるでしょうし、それに伴って介護保険料(40歳以上が支払う)も値上がりしています。
国も国民も財政がますます厳しくなっていく状況で、社会保障費を削り浮いたお金でオスプレイを(相場の倍の値段で一機212億円)購入していて良いのでしょうか?