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http://dot.asahi.com/wa/2015111700109.html?page=2
中東現代史が専門の臼杵陽・日本女子大学教授は、こう話す。
「島国で逃げにくく、銃規制のある日本は、武器の調達の面からして上陸のハードルは高い。だが、爆弾テロの可能性はゼロではないでしょう」
中東情勢に詳しいインスペックス特別顧問の畑中美樹氏もこう指摘する。
「可能性は低いでしょうが、ISに対する『有志連合』に入っているのでないとは言い切れません」
安倍首相のこうした姿勢は「介入しすぎだ」と忠告する。
「このような発言は、『日本国民はテロに備えている』というメッセージを伝えることと同じです。しかし、現実には日本は備えられていません」
「日本でやるなら、東京駅でしょう。2020年開催の東京五輪も狙われます」
今回、パリでテロが起きたのもG20の前で、有志連合に打撃を与えることができたと分析され、テロはメッセージ性を持たせることが多いという。
来年には三重県の伊勢志摩でサミットがある。前出の大泉教授は、テロへの備えが脆弱なのは新幹線だと警告する。
http://www.news-postseven.com/archives/20151117_364823.html?PAGE=1#container
大泉:安倍首相の中東訪問によるイスラム国対策費の支援表明に続き、湯川さん、後藤さんが殺害された後に「テロには屈しない」というメッセージを世界中に発信したことで、日本人が過激派テロ組織に命を狙われる危険レベルは、欧米人と何ら変わらなくなっています。
イスラム国は中東地域にいる日本人のみならず、インドネシアやマレーシアなどイスラム教徒が多い国の支持者を使い、日本の大使館を攻撃するよう呼びかけているとの報道もありました。東南アジアは日本からの進出企業も多く、家族とともに暮らす駐在員もたくさんいます。そういう意味では日本人が標的になる危険性は世界中に広がりつつあります。
大泉:そうです。テロ集団は一人でも多くの被害を与えることが目的なので、人口密集地を狙う。日本でいえば首都の東京です。また、劇場やホールなど「密室」で大人数が集まるところは、昔からテロの標的になりやすい場所と言われています。
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以下ネットの反応。
備えもないくせに、挑発するなヽ(`Д´#)ノ!とりあえず、新幹線が大穴であることは全くもって同感!
日本でのテロの危険は? 専門家「安倍首相は介入しすぎ」 〈週刊朝日〉|dot.ドット 朝日新聞出版 https://t.co/4fntvVxAR5
— 来海 (@5kys_umi1) 2015, 11月 18
日本のテロ対策のお粗末さを理解しましょう。都会と駅と空港施設と原発は、彼らの格好の標的です。
日本でのテロの危険は? 専門家「安倍首相は介入しすぎ」 https://t.co/MnehXL0TJf
— shinn (@shinnsukeminami) 2015, 11月 18
日本でのテロの危険は? 専門家「安倍首相は介入しすぎ」 。安倍首相は後藤健二さんら2人の殺害後、「犯人らには罪を償わせる」と勇ましく語ったが、手も足も出せないのが現実。(週刊朝日) https://t.co/zjuvYpDjaV
— Fox Mulder (@PodZero) 2015, 11月 18
東京がISテロの標的になる可能性「十分あり得る」と専門家│NEWSポストセブン https://t.co/1gQ1bxJJUo
安倍さんの発言にはまったく賛同していなくても、安倍さんの不用意な発言により、私達の命も危険にさらされる?
あれが日本の総意ではないと強く言いたい。
— みやび (@pukufumi) 2015, 11月 18
専門家でなくてもわかるわ、日本が標的にされてもおかしくないということ。
わからないのは余程、おめでたい。
https://t.co/hKAqlR2nLT
— 綸 (@5656Goronyan) 2015, 11月 17
今は僕が「米軍らによる民間人の殺戮はテロと同じではないか」などと申し上げても共感してくれる人は多いけど、日本で実際に「テロ」が起きた後だとこうはいかないと思っている。「テロリストの味方をするのか」「お前もテロリストか」といった言説が跋扈するだろう。みなさん覚えて置いてください。
— 想田和弘 (@KazuhiroSoda) 2015, 11月 18
人間って、他者が攻撃されたときにはまだ理性が働くけれども、自分たちが攻撃されると感情にとらわれがちである。911後の米国ではまさにそれが起きた。あのときは世論調査で、アフガン攻撃を実に9割の米国人が支持した。反対した米国議会の議員はたった一人。その結果、世界はどうなりましたか。
— 想田和弘 (@KazuhiroSoda) 2015, 11月 18
「対テロ戦争」を進めるということは、つまり戦争を進めるってことです。戦争であるならば、相手を攻撃するだけでなく、攻撃されることも覚悟しなくてはならない。当然の道理です。でも「対テロ戦争」容認派(無関心派も含めて)には、なぜかこの基本的事実を忘れている人が多い。
— 想田和弘 (@KazuhiroSoda) 2015, 11月 18
ツイートで紹介した想田監督の言葉は重く受け止めなければなりません。我々は今回のテロも他人事としてしか捉えられませんが(特に日本の報道などでは)、自分たちが攻撃された時のことを想定しておかなければなりません。安倍総理の発言によって、その危険性は格段に高まっていますので。