若者の「海離れ」が判明。10代・20代の4割は「海に親しみ」を感じない 「海の日」調査
海に親しみを感じない若者が4割ーー。日本財団が7月17日の「海の日」にちなんで調査で、こんな実態が明らかになった。
調査は全国の15歳〜69歳の男女1万1600人を対象にインターネット上で実施された。
「海にとても親しみを感じる」かどうか、という設問では、10〜20代と40〜60代の傾向が真逆になっている。
10代・20代では約4割（10代は42.5%、20代では36.3%）が「親しみを感じない」と回答。30代では「親しみを感じる」「感じない」がほぼ拮抗し、40〜60代は「親しみを感じる」が4割（40代は38.4%、50代は42.1%、60代は41.0%）となっている。
「子どもの頃（小学生のころ）どのくらいの頻度で海に遊びに行っていたか」の設問では、若い年代になるほど、「日常的に」「年に２回以上」行っていた人と回答した人の割合が減少。10代、20代では約6割が海に遊びに行ったのは「年1日以下」となった。
夏の行楽に異変 「海離れ」のワケ
では、海ではなく、どこへ行っているのか。
東京・渋谷へ遊びに来ている人々に聞いてみると、「川、やっぱ、涼しいところに行きたいですね。川辺とかで、バーベキューやりたいです」、「今のところ、近場ぐらいですかね。あまり遠出は考えてないです」などと話した。
さらに「ユアタイム」は、海の日に山を登る登山客を取材しに、東京・高尾山へ行った。
登山客は、「(「海に行こう」という選択肢は?)ちょっとありました。日焼けしそうだったのでやめました」、「海はちょっと出たあと、べたべたする」などと話した。
海とは違い、日陰も多く、7月の気温が22度前後という過ごしやすい気候が、海を避けていた山派の人々から聞かれた意見。
さらに、「海は行かないです。なんか、プールの方が楽しい」、「焼けたくない。ちょっと嫌だ」などの声も聞かれた。
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以下ネットの反応。
【#海の日】だけど、若者は海離れ。10代・20代の4割は「海に親しみ」を感じない 調査で判明https://t.co/f0eP5CFj2j
— ハフポスト日本版 (@HuffPostJapan) 2017年7月17日
これは深刻な問題だ。3.11のあの津波の衝撃的な映像が影響を与えているのかもしれない。JAMSTEC や海洋大のような海洋に関係する機関が一緒になって啓蒙活動を活発化させようよ。 https://t.co/ROvy5PLVUo
— Rio Tsuchiya (@rio0625) 2017年7月17日
若者海離れの理由の１つが水着になりたくないとのこと。何を言っているんだ、この歳になって可愛いビキニはおろか二の腕出すのもかなりの勇気がいる。若い子は多少太ってても肌は綺麗だし健康的で可愛い。若さで許される、30過ぎたら後悔するぞ。若者は海へ行くべきだ
— 畑田moon (@hatake_mo) 2017年7月16日
たった6年で300万人減（ほぼ半減）は凄まじい数字ですね。
10代、20代が「子供の頃に行ってない」ということは30年前ぐらいから「海離れ」が進んでいたという事ですね。
あとは人口減、高齢化の影響もあるでしょうし、若者が行かない（金なくて車もないから行けない）から、加速度的に活気がなくなってるんでしょうかね。
【おまけ】
「海物語」はまだ人気なんですかね？気になります。